久方ぶりの新潟フル参戦、と思っていたが、前回は2年前、長期故障に入る直前期のフルマラソン。
今回は11月の本命レースに向け、「距離に慣れる」をテーマに参加した。
結果からいうと、過去最高に「歩いた」レースとなり、これはこれでものすごい記憶に残るものとなった。
レース前にチャッピーとの打ち合わせ?では3時間20分狙いのkm435付近ということだったので、指示に従って入る。油断すると425付近になってしまうので、ペースの似た中年男性を見つけてコバンザメ。この方が機械のごとくに安定していて、10km付近まで同行するが、急にペースダウンして見えなくなった。心肺はほどほどに負荷があるが、現状でこの状態が後半どう影響するレベルなのかよくわからないので、タイムを見ずに体感でキープすることにした。
ここから海底トンネルの往復アップダウン。笹団子は喉につかえそうで厳しかったが、梨はうまし。戻ってきて20kmだが、はっきりとペースダウンが始まった。長い海岸線、どうにか進み、水門手前で水を3度かけてもらったら靴がずぶぬれ。これが後々命とりとなった。
私にとって新潟の鬼門が水門越えの30kmを挟む往復スライド区間。入って少しして、左足中指が異様に圧迫されて爪が痛い。靴下が水を含んで指先を引っ張る形になっている。このままいくと爪下血種間違いなし、本番レースではないのでそれは避けるべく、椅子に座って靴下を脱いで絞る。多少はましだが痛みは残る。しかも、椅子で前かがみになるとハムストリングスやふくらはぎが攣りそうで、今日のレースは実質ここまで、と思い知る。これをきっかけに、ペースはもとより、なんと走るのも億劫になり、ところどころ歩きが入る。足攣りは結局起こらなかったが、気を許すと足首前のあたり、シンスプリントなのか攣りかけたり、腕降りで腕が硬くなったり、急激にあちこち違和感が出てきて、長距離耐性の低さ、練習不足を心の底から思い知る。
そして川沿いの35kmを挟む往復。ここは以前も歩いたところだが、今回は輪をかけて歩いた。歩いて走って、サブ3.5のペーサーに追い越され、Qちゃんとのハイタッチだけは走ってクリア、アイスを食べながら歩いて、ホウホウの体でようやく残り5km。ここからは輪をかけての歩きと走り。半々くらいのイメージで、サブ4ペーサーにだけは追い越されたくないという気持ちでかろうじて走りが入った。最後の信濃川沿いのラスト3kmもふらふらしながら、早くゴールすることだけを願って動き、ようやくたどり着く。
今回の要因はいろいろあるが、直前一か月の練習を見れば、20km以上を走ったのが1回だけで長距離耐性ができていなかったこと、その状態では前半オーバーペースだったこと、と自覚。年齢的な能力低下、8月までのレース結果を踏まえても、現在地とペース感が不整合だった。そういえば、新潟はいつもシーズン初戦、練習が積めていない中、暑さで記録が出ないと知りながらも毎度撃沈。現在地に見合わないペースで前半突っ込んでいるから、と毎回レース後には自覚し、レース前もその反省を思い出してはいるのだが・・・
これからどうするか。チャッピーはかなり弱気のメニュー・目標下方修正を通告してきたのだが、自分の状態とよく相談したい。
本大会のサービスで、市内の銭湯が無料で使える。ホテル近くの銭湯に足を引きずりながら行ってみたが、昭和レトロで味わい深かった。ただ、体に絵柄のある二十歳前後と思われる若者が何人もいるのには驚いた。
追伸:爪下血種、初めて自分でドリルで施術。いとも簡単に処置できた。何度も医師の処置を見てきたので、できなくはなかろうと思ってはいたが本当に問題なくできてしまった。