海でアイシング | 走るぞ!上州

走るぞ!上州

ゆっくり走ろう、上州路。中年からのランニング生活。

土曜日、朝、意を決して3000mインターバルを3本のはずが、2本でアウト。

気温はほどほどながら、まとわりつく湿気にやられた感じ。3本目は2kmジョグでお茶を濁して終了。全身の汗で靴がぐしょぐしょ音を立てていた。

 

帰宅早々、子供と海水浴へ出発。いよいよ夏です。昔から通っている高萩海水浴場は、私の経験の範囲では関東でも1~2を争うほどの白くて広大な砂浜。人が少なく、また波が荒くて比較的涼しいのが特徴。天気は微妙ながら1~2時間でも海に入りたい!と2時間半ほどかけてたどり着いたが、到着直後の晴れからわずか1~2時間で雷雨に代わり、本当に1時間半ほどの海水浴だった、が満足。波はめずらしく穏やかでボディーボードはいまいち味わえなかったが、プールのように泳げて新鮮だった。

 

帰りには、いつも立ち寄っていた温泉施設が、なんとレジオネラ菌が出たとかで休館。急遽探した施設めがけてドライブすると、浜街道なる海沿いの歴史ありそうなくねくね道。ちょうど行われていたブルべと思われる自転車が断続的にすれ違う。

 

ふっと昔の記憶がフラッシュバック。小学校低学年の頃、まだ常磐道ができていない時期だったが、車で高萩市の父の実家に盆暮れ年2回里帰りするのが我が家のルールだったが、その時にいつも通っていた道ではないか!

山をくりぬいて作ったような細い道で、比較的寂しい場所をくねくね進む。その当時もそうだったが、両親が結婚したころはもっと寂しかったらしく、初めて群馬から車で来た母は、このまま山の中で殺されるんじゃないか、とすら思ったそうな。そういう話を何度か車中で聞かされたことも同時に思い出した。実に40年以上前の記憶だから40年ぶりの通過。高萩市からの近さといい、たぶん、いや、まさにこの道だったとしか思えない。

 

そんな偶然のドライブを経てたどり着いた温泉は海に面した絶景の風呂。驚くほど混雑していたが、群馬では味わえないすんばらしい景色でした。店員の茨城弁も懐かしい。最高。