3週間のバイク生活を経て1週間のランでトレラン大会! | 走るぞ!上州

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ゆっくり走ろう、上州路。中年からのランニング生活。

間に合うのか、間に合った。

 

フルマラソンシーズンが4月で終わり、フルを中心に大会を詰め込み過ぎたこともあり、あえてランから距離を置いた3週間。

この間、バイク三昧でかすいち、筑波山、ハルヒル、妙義山とあちこち転戦、ようやくバイクになじむも、そろそろランの方も気になってきた先週末、実は今日がトレラン大会でもあって1週間前ながらも月曜から再び本格的に走り始めたところ。

 

バイクでそれなりに心肺や筋力は維持していたと思ったのだが、これがそうでもなく、ダニエルズの法則だったか、代替トレーニングも3週間たてば8~9割以下の能力に落ちていく。月曜は4kmジョグで慣らしたつもりだったが、4月下旬に感じていた腓骨筋腱炎もどきがやや強くなっていて少々焦る。過去の経験からすると、どうやら走るのをやめると体の癖から左右がアンバランスとなり、結果として違和感が出ているような感触。ということは、テーピングで補強しつつ、フォーム改善を意識して取り組めばよくなっていくのではないか、と、とりあえず決めつけて連日ランを続けていった。木曜は坂道ダッシュ200×10本で心肺とフォームに刺激、金曜はジョグ+補強トレ、土曜はトレラン大会前日にも関わらず20kmロングジョグで久々の橘山へ。疲労感はあるものの、足はテーピングさえあれば状態維持はできている。よしよし。

 

今朝の起床時、やはり疲労感満載。やっちまった感はある中で出陣、これがいざ、スタートしてみるとそれなりに走れ、特に前半はキツイながらも後から見ると過去最高ペース。最初のエイドの直前までガチオの前にいたのも驚き(エイドの後、すぐに姿は見えなくなったが)。第二エイドまでは元気があったが、おいしいスイカで満足してしまったのか、このあたりからエネルギー切れと太ももの疲労感のダブルパンチで少々下降気味。上りは歩きを多用し、後ろの気配には道を譲り、前に進み続けることだけを考える。

 

このコース、結構急な下りも頻発で、急すぎると走れず腰や太ももへのダメージも大きい。また、木の根っこがあちこちにあって、背後でどすん、という、重量感のある転ぶ音がして、自分も気をつけなきゃ、と思ったその数分後に突然足を取られて私も右手から大転び。右手てのひらが一部向けて血が出てきたが、走る分には影響ない。後ろの人2人から「大丈夫ですか?」と声をかけられるほど派手に転んだのだが、その後もにじんでくる血を水で流しながら走り続けることはできた。

 

峠のアスファルトをはさんで別の丘陵へ。何度も出ている大会なのでおおよその路面やコースは把握している。残りの距離感があるのは安心。急にお腹もすいてきたが、耐え忍んでのエイドで補給しまくってセーフ。ここからは帰路。上りは歩きメインで、とにかく転ばすに完走を目指す。次々追い抜かれるがあまり気にならなくなっていた。すれ違い区間では昨年の記憶よりも多くの人とすれ違い、もしかすると今年は早いのか、と記録にやや色気が出てラン意欲が少し戻る。やきまんじゅうがおいしい第一エイドが出てくればあとは残りわずか。ここまでも長かった。

 

ここからはロードなのだが、思いのほか体力が残っていなくてスピードが出ない。ゆったり目のジョグのような状態で進みながらゴールが近づくにつれて締め切り効果のようなパワーで少し復活、最後1kmの急坂もとぼとぼジョグでこなしつつ、後ろから迫る息遣いに戦闘意欲がわきたてられて最後はフルパワーダッシュで坂を駆け下り、念願のゴール。

 

これが、昨年よりもなんと10分も短縮、ラン復活から1週間にも関わらずの、思いのほかの結果に大満足であった。要因としては、ここ2週間ばかり取り組んでいるダイエットもあるかも。だいたい3kgほど落とせているし、アルコールを断っているのも良い影響なのだろう。とりあえずラン生活復活の最初ののろしとしては上出来。来週再来週はまたまた自転車イベントなのだが、そのあとはランに専念。年度内のサブスリー復活を狙っていく。