Teachers College (Columbia) 留学記 -63ページ目

Teachers College (Columbia) 留学記

2013年秋から、ニューヨークにあるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで生涯学習(Adult Learning and Leadership, Master of Education Program)を学んでいます。
日々の学びの振り返り(Reflection)として書いている日記です。

今回は、体験談ではなく学習を行う上での確認事項をいくつか挙げていきます。対象は、TOEFL100点を目指す受験生(基本、日本で育った方)。
TOEICとかだったら、特に苦労しなくても高得点はいきますが、TOEFLは別です。(ちなみに、TOEICで900点あっても、TOEFLだったら80点くらいです。100点には全く届きません)

そして、使用教材とか、練習方法など表面的な情報だけを知っても、得点向上にはあまり影響がありません。その点結構大事と考えます。

では、いくつかいきますねー。



十分な量をこなしてますか?

勉強方法は、ネットに載ってるのでそれをやればよいです。それよりもはるかに大事なことが、「その勉強方法を毎日継続して、結果が出るまでやり続けること」です。

野球と一緒です。新しいバッティングフォームに挑戦する時、雨の日も風の日も毎日毎日素振りを繰り返しますよね。何度も失敗して、試行錯誤を繰り返して自分の新しいバッティングフォームを固めていきますよね。

それと同じなんです。
しっかり量をこなしてください。ほとんどすべての学習者は、量が足りてません。
毎日やってください。鬼気迫る感じでテキストに向き合ってください。それを当たり前として、結果が出るまで継続してください。


TOEFLの「解答力」強化をしていますか?

多いのが、「試験対策のための勉強をするのは、ちょっと違うと思う」と言う人。100点以上取れてたら別に良いんですけど、まだ70点台とかの人が言っていたら、それはプロ意識の欠如ではないかと思ってしまいます。

英語力=TOEFLの得点力ではありません。(似通っている部分は多いですが)
それを自覚し、勉強の方針を立ててください。

かつ、TOEFLは大学院への出願において条件の一つでしかありません。他にもやるべきことはたくさんあります。TOEFLの解答力を固めてしまって、早めに目標点を取ってしまうべきです。



基礎を固めていますか?

解答力の話をしましたが、英語の土台を固めることも非常に大切です。こっちの方が解答力強化よりも先ですね。
TOEFL70点~80点くらい(TOEICでいう800点~900点くらい)では、100点を取るには基本が固まってないと考えてよいです。そのレベルではいくら実践問題に取り組んでも、得点の向上には限界があります。
なので、もう一回、単語の増加、文法の理解、リスニングで聞き取れない部分をつぶす、意味を取りながら早く読めるにする、思ったことを自由に表現できるようにする、など根本的な英語力アップに取り組んでください。

「TOEFLで100点を超えるまで30回受験したとか、40回受験した」とかよく聞く話ですが、基礎力軽視が一つの原因と考えます。日本人だとTOEIC900点ですごいってなりますが、900点前半の英語力のままでは、たとえTOEFLをたくさん受験しても100点を超えることはないでしょう。わからないところ、できてないところを一つひとつ潰していってください。



続けることの工夫をしていますか?

効果的な勉強方法を知ったとしても、結局学習を継続できなかったら意味はないんです。となると、続けることへの工夫が鍵となってきます。

個人的に行っていたことは、
・一日の中で勉強する時間を決める。 自分の場合は、夜12時半から3時までは必ず勉強すると決めて、勉強していました。(仕事の時間が14時から22時という夜型生活だったので、このような学習時間となっていました)
・感情を入れないこと。  普段生活していると、嫌な気持ちになったり、腹立たしいこともあったり、悲しいこともあったり、浮ついていたり、いろんなことがあります。ですが、勉強の時間では何もなかったかのように勉強を開始することを心がけました。

ここは、人それぞれ工夫の仕方があると思います。続けることへの工夫なくして、高得点はありえません。





そして、最後になりますが、もっと言ってしまうと「自分を信じれること」も大きなポイントです。
言い方は悪いですが「TOEFLなんて所詮テストなんだから、100点くらい取れるに決まってる」と最後まで信じれるかどうか。
これは、今まで積み重ねてきた成功体験だったり、目標達成能力による部分になります。それは英語学習とは少し外れた部分にはなりますが、大切な点と考えます。「できた!できた!」の積み重ねを通じ、自分を信じる力を伸ばしていきましょう。



以上、厳しめのアドバイスでしたー。
実際、日本で育ってTOEFLで100点以上を取っている方は、みなほんとに苦労されています。日本の大学受験で頂点に立っている大学を卒業されている方であってもです。もっと皆さん、楽に100点取ってると思っていました。

一方、帰国子女の方々は、一発で110点以上取られてる方が多いです。笑


頑張ってください!




TOEFL対策、続き!

その他、TOEFLで注意すべきことをいくつかお伝えしますね。


TOEFLの「解答力」を身につけましょう。
純国産の受験者にとっては、いわゆるTOEFL力(=TOEFLの解答力)を最強レベルに引き上げないと、100点獲得はかなり厳しいです。「TOEFLの得点力」と「英語力」は異なるものと考えて、取り組んだ方が早いです。
ETSが何を高得点とするのか、何を良い解答と考えるのかをしっかり把握する必要があります。

少なくとも、スピーキングの全てのtaskと、ライティングセクションにおけるテンプレートは完璧に叩き込まれてないといけないです。あとは、各セクションにおける時間配分なども自分の実力に応じて変わってくるはず。また、リスニングにおけるメモの仕方も非常に大切です。

Practice Onlineを受けまくって、自分なりに模索していってください。



・リーディングでダミーの問題を受けるのか、リスニングでダミーの問題を受けるのか?

僕は、基本的にリスニングをダミーとしました。
(大体、3セット目がダミーとなるので、その時に周りの受験者がスピーキングの問題に取り組んでいるのを聞いて、task①と②の問題を推測するというのは良く言われることです)


ちなみに、試験開始が周りの人より早い場合は、リーディングがダミーとなる可能性が高いです。(たぶん)
一方、試験開始が周りの人より遅い場合は、リスニングがダミーとなる可能性が高いです。(たぶん…)



試験会場の選定
たくさん試験会場があります。テストセンターが最も手堅いと言われる方もいますし、一方ボロボロの試験会場を選ぶべきという意見もあります。

テストセンターを推薦する理由として多いのが、個別の仕切られたブースで、周りを気にせず集中することができることが挙げられます。
ボロボロの試験会場を推薦する理由として、他受験者との距離が近いので、スピーキングのtast①と②のテーマを把握しやすいという理由が多く挙げられます。

【過去に受験した試験会場】
中津のテストセンター(大阪・中津) ← 手堅いテストセンター。早めに予約しないと埋まってしまいます。
ウィルテストセンター(大阪・本町) ← 104点取ったのは、この試験会場でした。よくある大学のパソコン室のような感じでした。
ユービック情報専門学校(大阪・京橋) ← 一人ひとりのスペースが狭いかなあ。これが良いという人もいるんだろうけど。
PCカレッジ東梅田(大阪・梅田) ← よくある大学のパソコン室みたいな感じ。
神戸大学(兵庫・六甲) ← 大学のパソコン室。普通。
京都光華女子大学(京都・西京極) ← ひそかに結構良かった。けど今は予約できないんだね…おしい。

やっぱり、総じてテストセンターでの受験が一番良いかなあと思います。確かめてきてください。





TOEFL対策、続き!

【総合的な対策本】
ある程度のレベル(=90点くらい)になってきたら、総合的な対策本+Practice Onlineを受けまくって総合力を伸ばしていくという形になる人が多いと思われます。

Delta's Key to the Next Generation TOEFL Test: Six Practice Tests for the iBT  ← 選択肢が簡単なので、わかってなくても正解になってしまうのが難点ですが。それでも良い教材です(特にリスニング)
Barron's TOEFL iBT with CD-ROM and 2 Audio CDs  ← Barronはかなり難しいです。例えば、リスニングは長いし、情報も多いです。DeltaとOGが終わった後にやるべき教材と考えます。
Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Edition (Official Guide to the Toefl Ibt)  ← 定番
TOEFL Practice Online  ← 定番ですが、スピーキングの採点がかなり甘いです。100点以上を目指す場合は、105点以上をコンスタントに取れるようにしておくべきです。


を取り組みました。間違えた問題としっかり向き合って、自分の弱点を把握することと、必要なテンプレートなどは、文字通り完璧にしてください。






TOEFL対策、続き!

【ライティング】

ライティングは典型問題から出題されるため、比較的楽に25点以上を取れるようになってきます。特に、Independentのほうは、GOODで安定させないと100点超えは厳しくなります。
また、ある程度の実力が付いてきたと感じたら(=他の人に見せてもよいと自分が思えるレベルになったら)、添削は受けた方が良いと思います。

そもそも、一文一文が正確に書けないといけないと悟ってから使用した教材は、
ドラゴン・イングリッシュ基本英文100  
よくばり英作文―生きた重要文例418で未来を拓け! (駿台受験シリーズ)
例解 和文英訳教本 (文法矯正編) --英文表現力を豊かにする
を一瞬で終わらせました。

あと、ネタのストックも大切と考えました。Independentの対策と、スピーキングのTask1と2の対策としてです。
そのため、ストックしていったネタは、自分の家族、趣味、仕事、野球、田舎の良さ、都会の良さ、好きな映画、尊敬する人、スポーツ、芸術などです。(各100語くらい)
IDIYという英作文の添削をしてくれる会社に頼んで、文法的にミスのない文章にしてもらいました。それを丸暗記。

次に、使用した教材は
Barron's How to Prepare for the Toefl Essay: Test of English As a Foreign Language (Barron's How to Prepare for the Computer-Based Toefl Essay) ←最新版売っていると思います。そちらを使ってください。
TOEFLテストライティング問題100 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)  ← 論理的な文章を書く練習として使用しました。


その後は、Web TOEFLのIntegrated taskの授業を受講、GREのAWA対策も兼ねてDr. Writeで添削をお願いしました。







TOEFL対策、続き!

【スピーキング】


スピーキングは、量をこなすことを意識しました。結局、純国産の受験生は、スピーキングの絶対量が足りていません。全てのtaskにおいて、一瞬で反応できるまで、トレーニングをしてください。

まずは、一つ一つの文章を正確な単語を用いて作れるようになる必要があると思い、以下の教材をしました。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング  ← 反射神経を高める本。
データベース3000基本英単語・熟語  ← それぞれの語彙を使いこなせるようにする本。
を一瞬で終わらせました。

次に使用した教材は、
基礎から始めるTOEFLテストワークブック スピーキング  ← 各taskの簡単なテンプレートを学びました。
TOEFLテストスピーキング問題130 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)  ← 問題演習確保のため。
・Developing for the TOEFL Testのスピーキング(Compass) ← amazon.comでの発注か、大きな書店で売っています。この教材が、数あるスピーキング教材の中で、最も本番のTOEFLの傾向に近いと思います。

その後は、OGとPractice Online で対策。



*スピーキングのネタのストックは、ライティングの学習において載せています。
*スピーキングにおいても、自分の解答をすべてボイスレコーダーに録音していました。その後、文字に起こして、明らかな文法ミス、単語のチョイスミスなどを直して、発音の確認、その後もう一回録音…を繰り返しました。
OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VN-8100PC




TOEFL対策、続き!

【リスニング】


結局のところ、TOEFLはリスニングの試験です。なので、リスニングの力を伸ばすことがTOEFLで得点する最も大切なポイントとなります。(すごく時間がかかりますが)

現状のレベルによるのですが、
必ず聞き取れるTOEFLテストリスニング  ← リスニングの練習方法を確認することができます。
iBT対応TOEFLテスト完全攻略リスニング (TOEFLテスト完全攻略シリーズ)  ← 簡単なのですが、リスニングの傾向を把握するために使用しました。
この2冊でリスニングの練習方法と、TOEFLのリスニング問題の傾向を把握しました。

が、点数が伸びなかったため、その後、Web TOEFL でのリスニングコースを受講しました。(DeltaとOGの両方やりました)
Web TOEFLで与えられるスクリプトは、すべて「表現が聞き取れ、意味がわかる状態」にすべきです。メモの取り方も、完璧に理解すべき。DeltaとOGがそのレベルにまでいけば、TOEFLのリスニングに対しては十分戦えるレベルとなります。

それが終わった後は、Barron's TOEFL iBT with CD-ROM and 2 Audio CDs のリスニングパートをやりました。かなり難しいですが。

最後はPractice Online を何度も受けて、メモの取り方やどこから問題が出題されるのかなどの勘を鋭くしていきました。。


*シャドーイングがほんとうにできているかどうかをチェックするために、ボイスレコーダーに録音していました。シャドーイングをしても効果が感じられない方は、一度自分のシャドーイングを録音して本当にできているかどうか確認してみてください。
ボイスレコーダーは何でもよいと思いますが、とりあえず使っていたものを挙げておきます。
OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VN-8100PC






TOEFL対策、続き!

【リーディング】

TOEFLにおいて、最も早く高得点が安定するセクションです。一気に片付けてしまいたいセクション。

使用教材
25点以上を確実に取れるようにするためには、やはり文法を鉄板にすべきと当時は考えました。
英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)  ← 大学受験用の英文解釈の問題集です。
ALL IN ONE  ← 一冊で、単語、文法、読解、リスニングが練習できます。
を一瞬で終わらせました。

その後、TOEFLの教材を使用しました。
iBT対応 TOEFLテスト完全攻略リーディング (TOEFLテスト完全攻略シリーズ)  ← 問題への取り組み方を教えてくれる本。
TOEFL Test iBTリーディング 実践編  ← 量をこなせる本。


あとは、OGやPractice Onlineを使用しました。
読むときに意識していたことは、「話の流れ」です。
要するにこの段落は何が言いたいのか?
なぜこの具体例が今挙げられているのか?それがパラグラフ全体とどのような関係があるのか? などなど。最後にサマリーの問題があるため、各段落が要するに何を言っているのか?というのを理解しておかないと、最後にもう一回読まないといけない羽目になります。




次は、TOEFL対策いきます!
結局、純国産の日本人にとっては、TOEFLで100点を超えることが、出願準備の中で一番時間がかかります。
奇跡的に最後は100点を超えましたが、なかなか厳しいテストです。覚悟を決めて、対策が必要です。


【単語】

知らない単語があまりにも多すぎると、集中力がそがれます(特にリスニングをしている時)。かつ、時間がかかるため、試験がすべて終わりません。
なので、しっかり単語は叩き込むべきです。

使用教材
・英単語3800のランク3まで
TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)
・その他TOEFLの教材ででてきた単語は片っ端から覚える

覚える時に注意をしていたことは、
①出会う回数を無理矢理増やす。
②印象を高める工夫をする。 (暗記は、印象×回数です)
③必ず覚えると決める。

気が向いた時のみ、接頭語と接尾辞は意識していました。厳密にやりすぎても続かなかったので気が向いたときだけやりました。





出願から合格まで、「こうすれば受かるMBA風」に作成してみましたー。その続き。


■そのほか役立つ情報
TOEFL, GRE, SoP, 推薦状、transcriptなどがそろっても、最後のアプリケーションが思いのほか時間がかかります。ただ、ラストスパートなので、あまりしんどくは感じませんが。

アプリケーションのスタンダードなものとして、
・Application information(出願する学部や、リアプリカントかどうかなど)
・Personal Information(自分の名前や住所)
・Additional Information(人種について)
・Scholarship application(奨学金について)
・Educational Background(どの大学をいつ卒業したのか。大学によってはどの高校を卒業したのかについても申請が必要です)
・Upload Documents(Statement of PurposeとResumeなどをアップロードします)
・Standardized Testing(TOEFLとGREの得点を入力します)
・Citizenship Information(Visaに関する情報など)
・Recommendation Letter(「Recommendation Provider list」というリストに推薦者の情報を入力)

などがあります。
しかし、大学院によっては研究計画書や、バックグラウンドを各2500ワードで書かせたりするので(←Stanford GSEがそうでした)、早めに各大学院のアプリケーションがどのような項目で構成されているのかを把握すべきでした。




出願から合格まで、「こうすれば受かるMBA風」に作成してみましたー。その続き。


■アプリケーション提出後
インタビュー対策を行いました。
また、「トランスクリプト(=成績証明書)が届いていません」といくつかの大学院から言われたので、その対応もしました。


*ほぼすべての大学院において、GPAを正確に計算するために特定の機関を通して成績を送ってくださいという指示があります。たとえば、ティーチャーズカレッジの場合はWorld Education Servicesという機関を通じて、成績証明書を送ってくださいという指示があります。