ダンボール人形劇場
「お花のハナックの物語」

夏の公演に向け、今回新たにチラシ用のイラストを描きました。主人公のハナック12面相。

そしてこれらのイラストを用いた素敵なチラシデザインが出来上がりました…が、そんな矢先、公演は延期に…。中止の可能性も??…となるとこのチラシはしばらく日の目を見ない。仕方ないですね。

この2ヶ月間、お仕事の連絡はほとんどが中止や延期のお知らせ。電話が鳴るたび、メールが来るたびキャンセル案件…もはや慣れてきました。まずはこうして命が無事であることに感謝する日々…。

2月に東京文化会館での「400歳のカストラート」と愛知県での「毛皮のマリー」が上演できたことは奇跡でした。

その後、講演会や劇の上演、打ち合わせやレッスンまでもが軒並みキャンセルに…。

今頃は劇団角笛さんの演出のお仕事で稽古場入りし、5月の地方公演に備えている予定でしたが、角笛さんも現在は休業状態。同行し舞台挨拶もする予定だった北九州芸術劇場は、私も以前何度も公演をさせていただいた縁のある劇場で、とても楽しみにしていましたが残念でなりません。

春には様々な公演情報をWebサイトで発表する予定でしたが、秋に予定している新作公演も、今はどうなるか全く分からない状況です。

目に見えない小さなウィルスにここまで人間が脅かされるのですから、人間の無力さを痛感させられます。

今こそ、人間はより一層謙虚に身を引き締めるときなのかもしれません。

さて、幾つもの現場が軒並みキャンセルになっておりますが、おかげさまで創作仕事で忙しくしております。演者であるのと同時に、自分が創り手でもあるこの導きに感謝いたします。

創ったものを無事に上演できるかどうかはさておき、今はとにかくやれる範囲で精一杯創るしかありません。舞台で上演できなければ映像で配信することも視野に入れるべきときが来ているのかもしれません。それもまた良し。

とにかく、こうして命があることに感謝です。体が動けば、心があれば、手があれば、知恵があれば、脳があれば、熱意があれば…人は可能性に満ちています。できること、するべきことを見極め進むのみです。

さて、軒並み現場キャンセルのこの期間を利用して、これまでずっと取り組みたかったネット環境やSNSの改善を進めております。Webデザイナーさんとはテレビ電話で会議をしながら色々と進めております。

このところ、海外の方からのお問い合わせもいただくため、それらに対応すべく、Webサイトの英語版も準備中です。

そして、このfacebookも、より多くの方にご覧いただくため、公式ページ版へと移行する予定です。今繋がっている皆さんはとそのまま「お友達」として、フォロワーさんも、そのまま新ページでも継続して投稿をご覧いただけます。

そのほか、各種SNSとWebサイトを連動させた画期的な閲覧システムも準備中です。お楽しみに!!


岡江久美子さんが天国へ旅立ちました。

ここ数日、呆然としています。

先日、東京文化会館で上演された…
歌劇「400歳のカストラート」。

その舞台で朗読を務めてくださった大和田獏さん大和田美帆さんの大切なご家族…岡江久美子さん。

私は脚本・演出という立場で大和田さん親子と交流させていただく中で、間接的ではありますが、岡江さんのお人柄の素晴らしさに触れていました。

美帆さんの稽古中は、美帆さんの娘さんの面倒を見てくださっていた岡江さん。ご家族の温かな支えあってこそ、日々が進んでおりました。本番にも足を運んでくださり、美帆さん経由で温かな感想を伝えてくださった岡江さん。私は残念ながら直接の面識はないままでしたが、勝手ながら、身内のように感じ、岡江さんの太陽のような笑顔を心のどこかで感じ励まされていました。

これまで私も、大切な家族や友人との辛い別れは経験してきましたが、そんな私でも、今回の状況は想像が追いつきません。

大和田さん親子の心情を思うと胸が締めつけられる思いです。

ご位牌になるまで家族ですら面会も許されない…。

人の命は誰しも限りあるものだとしても、このような別れはどんなに無念だったことか…。

大和田さん親子は伝えています。

コロナウィルスは大変恐ろしいです。
どうかくれぐれもお気をつけください。…と。

このメッセージを確かに受け取るべく、今は、不要不急の外出は控えましょう。

ひとつひとつの我慢が命を救います。

外出せずにできることは山ほどあります。こうして命があることに感謝し、日々を愛しみましょう。




岡江久美子さん
ご冥福をお祈りいたします。
どうか、天国で安らかに…。

朝方のオンエアーとは言え、流石!NHKのラジオ番組、反響に驚いています。

感想をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。はじめまして…の方とも沢山繋がることのできるメディア出演は本当にありがたい機会です。

石澤典夫アナウンサーの落ち着きある渋いお声がたまらないです…。

4/30(木)の朝5時までの期間限定で、聴き逃しサービスにて無料で聴くことができますので、お家時間のお供にぜひ!



どこへ行くにも何をするにも…小まめに消毒をする日々。

そして、外出そのものを更に控えるべき段階にきているなと感じています。積極的な自粛が求められてきました。自主的な強い判断が必要とされていますね。

細心の注意を払いながら…
劇団角笛のレコーディングが行われました。

スタジオの玄関ドアも換気のため、常時開放状態でした。

半世紀以上の歴史を誇る劇団角笛。
大型スクリーンを用いたダイナミックな影絵劇で、全国・世界各地の子ども達を魅了している劇団です。

この度、こちらの影絵劇団の新たな試み、その名も「オープンビュー」の新演出を私が務めさせていただくことに。その詳細については以前の投稿をご覧いただくとして…。

今回、その角笛のマスコットキャラクター「クックちゃん」の声優も務めさせていただくことになりました!

これまで様々な役を演じてきましたが、スタジオの中で役を演じるのは珍しい体験。

このスタジオでは無観客ですが…、たくさんの子ども達の笑顔を想像しながら演じさせていただきました。

小さなスタジオ内ではありますが、発声についてはあくまで大劇場を意識したものに…というスタンス。マイクに向かってスーパーハイテンションで挑みました。

前半は声が硬く…
調子が掴めない…

やがて、録音を進めるごとに「クックちゃん像」が明確になり、力も抜けてきました。

全てのシーンの録音を終えたところで、前半をもう一度録り直し!
序盤のテイクより断然良くなったので、録り直しテイクを採用!

ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」(←個人的にかなり好きな作品)で、日本語版の声優を務めたしょこたん(中川翔子さん)も、全てのシーンを録り終えてから、本人たっての希望で前半を録り直した…とのこと。その気持ちがとても良く分かりました!!

海外ドラマの「アグリーベティ」も日本語版に定評がありますが、第1話と最終話では声優さんの弾け方が雲泥の差です。第1話は役をさぐるような初々しさがありましたが、エピソードが進むごとに声が「水を得た魚」の状態になっていくのを感じました。

録音時の第一声からその役そのものでありたいのですが…
生の舞台と違い、スタジオは本当に独特…

レントゲン室に閉じ込められているような感覚…汗。
防音室独特の閉塞感と静けさ…。

過去には「はなれ瞽女おりん」でナレーションの録音をスタジオで行ったことがありますが、そのときは静かな口調での演技でしたし、おりんの稽古や役作りも済んでいたので、大きな違和感もなくスッと入り込めました。

今回はちょっと事情が違います。

スタジオの壁を押し通すほどの明るい声とテンションが必要でした。笑。

これだけの長い歴史を誇る劇団の看板キャラクターの声を演じさせていただくという緊張…。責任は重大です。

録音当日まで、クックちゃんが夢に出る日々でした。笑。




劇団角笛の白石さん、山中さんの細やかなお膳立てで、最終的には…クックちゃんと一体化することができました!

エンジニアの方々のプロフェッショナルな手際良さにも感動。

さて、この声が、劇場でどう聴こえるか…。
クックちゃんが…どう生き…どう子ども達と心を通い合わせるか…。楽しみです。

本来であれば、来週には劇団アトリエでの稽古を開始し、その後、劇場での稽古…となる予定でしたが、来週末までは劇団の活動が自粛されることに。劇団にとっても苦渋の決断…。とは言えこのご時世…、賢明な判断かと思います。

国からの緊急事態宣言は出されていませんが、この状況はどう見ても緊急事態です。自主的に判断力を高めて過ごしましょう。

ひとつひとつの取り組みが実を結びます。

穏やかに、たおやかに、冷静に…。


昨日、ネットニュースにも取り上げていただき、その反響の大きさに驚いています。

JO TAIRA MUSEUM of ART
ジョウ・タイラ・ミュージアム・オブ・アート
<たいらじょう美術館>

今秋、2020年11月3日(祝・火)のオープンが正式決定いたしました。

(株)豊洲トランクルームさんの全面的なご協力により実現の運びとなりました。

現在、30作品を超える私のレパートリー。
作品によっては、4年ぶり、5年ぶりの再演となる作品も増えてきました。どの作品もレパートリーとして上演を続けているため、人形も大道具も全て保管しておく必要があります。倉庫で何年も眠り続ける人形や美術達…。それならいっそのこと、これらの美術作品を展示して、いつでも皆さんにご覧いただける美術館をつくってしまおう!というのが企画の発端です。

私の全ての舞台道具一式は普段、(株)豊洲トランクルームさんの巨大倉庫に保管させていただいております。この春、(株)豊洲トランクルームさんの事業拡大により、新木場の某工場跡地に新たなトランクルームが建設されることになりました。その新たなトランクルームの1フロアを、私の美術館として使用させていただきます。倉庫兼美術館という…なんとも都合の良いプロジェクトですが(汗)、賛同してくださった皆さんに感謝です。

公演がないとき、それぞれの作品はこの美術館で展示され、公演がある度にこの美術館から旅立ち、またここへ戻ります。これからも作品は増えていきますので、展示の内容も毎年リニューアルされる予定です。

また、美術展示だけでなく、各作品の舞台映像の上映や写真展示、各作品の制作過程を辿ることのできるデザイン画なども展示します。館内は全て撮影自由にする予定です。

そして、見るだけでなく、触れて楽しむ体感型アートコーナーも多数設ける予定です。おひとりでも、ご家族でも長時間楽しめる様々な企画を検討中です。

また、月に1度のスペシャル企画として、私自ら行うガイドツアーでは、各展示人形を次々と操演しながらの「劇・ガイドツアー」を実施いたします。

本格的な劇の上演こそ叶わないかもしれませんが、小さな公演や、様々なワークショップの開催も予定しております。

場所は、JR「新木場駅」より徒歩約15分。
便利なバスもございますので、詳細はまた追ってお知らせいたします。

昨年のシアター・ジョウの閉館に伴い、それを惜しむ多数の声を頂戴しておりましたが、この度の新展開をぜひ楽しみにしていただければ幸いです。










★★★★★★★★★★★★★★★

というわけで…、

お送りしました、エイプリルフール・フィクションストーリー。
2020年も、お楽しみいただけましたか?

美術館をつくる予定は今のところございません。
(株)豊洲トランクルームはこの世に存在しません。
私の美術道具一式は普段、豊洲ではなく群馬県の巨大倉庫に保管されております。

こんなことをぜひとも実現させたい…という夢を、「エイプリルドリーム」として、今年も語らせていただきました。
実現するためには莫大な資金や知恵が必要になるかと思いますので、賛同してくださる奇特な方がいましたらぜひご連絡ください。

そして、この毎年のエイプリルフール投稿、今回で最終回とさせていただきます。
というのも、SNSという特質上、4月1日以降に投稿を読む方もいるため、投稿を真に受け混乱させてしまったこともあるからです。

過去には、投稿を最後まで読まなかった方からの真剣な問い合わせや、某メディアからの取材依頼があったことも。ブロードウェイでのロングラン決定ネタの際は、地方の主催者さんから「うちの公演は無くなってしまうのですか…」という涙ながらの問い合わせや、東京大学合格ネタの際にはたくさんの方から祝福のメッセージを頂戴してしまいました。エイプリルフールのネタだったんです…と言うときの申し訳なさといったら…(汗)。

毎年、このエイプリルフール投稿を楽しみにしてくださっていた方もいるので心苦しいですが、今回でちょうど10回目のエイプリルフールネタ。キリが良いので最終回です。

このエイプリルフール投稿で培った妄想力・想像力・文才?…は、これから創作に反映させて参ります。

では、最終回を記念して、過去10回のエイプリルフールネタを振り返ります。

・・・・・・・・・・・・・・・

2010年
「オズの魔法使い」ブロードウェイロングラン上演決定!

2011年
<東日本大震災のため投稿自粛>

2012年
両国国技館での新企画発表!

2013年
オリンピック特別企画のため、ロンドンへ!

2014年
東京大学合格。

2015年
双子の弟・序亜(じょあ)が帰国。

2016年
宇宙へ行ってきました!

2017年
青山に多国籍ダイニング「ジョエルの庭」オープン。

2018年
米ニューヨークに「シアター・ジョウNY」オープン。

2019年
豪華客船「クルーズ・ジョウ」就航。

2020年
「たいらじょう美術館」オープン。

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個人的には、2014年からの東大ネタ、双子ネタ、宇宙ネタ…の3年間が気に入っております。

5年ほど前までは本気で騙されてしまった方がほとんど…という感じでしたが、ここ数年は皆さんの免疫もすっかりついてきたのか、4月1日恒例のフィクション連載という感じになっていました。

来年も楽しみにしています…という声に励まされ、いつも書くのを楽しみにしておりました。
エイプリルフールの個人的ルールとして、もし実現したら楽しいこと…にこだわってきました。それと、個人の実名は使わず、必ず架空の人物にする。2018年のNYに劇場オープンネタの際に登場した人物は、架空ながら、愛着が湧いております(笑)。

まだまだ書きたいストーリーはいっぱいでしたが、今後それらは全て現実に…。

今年も長い長い文章、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
最後まで読んでくださったあなた!すごい!!感謝です。

今年も騙された…という方、私から「純粋で賞」を授けます。
皆様からの感想、お待ちしております。

それでは、エイプリルフール2020、
皆さんも、ハッピーになれる楽しい嘘をひとつぜひ。

★★★

笑いと感動はカラダの免疫力を高めます。皆さんがこの投稿に笑い、より健康になれますように!