
神の奇蹟は永遠なる力
休むことなく続く道
ひとたび休めば無に返る
「在りて在る」のが神の奇蹟
神の奇跡は軌跡なりけり
途切れることなく歩む道
一足飛びに歩み飛ばせば
永遠が途切れて永遠ならず
奇蹟に頼るは自らで
歩むを怠り楽する心
一足飛びに飛んだとて
再び戻ってやり直しとなる
神の飛躍は機織りの秘薬
模様が変わる変化の段差
潮目の変わる波に乗り
祈りと共に神の意に乗る
上がり下がりの潮目の秘薬
上がる時は上がるが良し
下がる時は下がるが良し
上げて下げて機を織るなり
機織り糸は表裏
表も歩めば裏も歩むもの
表ばかりの糸は無し
裏の模様は浦嶋(裏縞)太郎
世の裏側で命支える
瑞の御魂の神の横糸
浦嶋表に戻る時
世は真っ新な夜明けの麻(朝)糸
新世の海原渡る方舟
祈(意乗)らば渡れる渦の波
神が描いた機織りの模様
渦の中から広がる太陽(大洋)
大海原を白示す
瑞の御魂の龍王は
大海原の舟を泳がせ
五六七(語呂名)結びて言(九十)向け和す
厳の縦糸 結ぶ横糸
三界結んだ三六九の世界
弥勒菩薩と顕れる
資源(四元)の指を活かす親指は
五元の真ん中【空】の親指
【空】の中に現れる
三界共和の弥勒(三六九)の世界
新世産まるは神の奇蹟
永遠なる軌跡を織りなす機織り
縦糸の波に揺られる小舟は
人(火糸)の命の横糸の小舟
岩戸に隠れて再び現る
舟を動かす【稚桜】の火
縦横結んだ機の海原
祈(意乗)りて渦の波渡る
亀の背に乗る浦嶋は
岩戸隠れた神の火明り
横糸紡ぐ舟に乗り
裏で紡いだ縞模様
グレンと返りて表に現わす
五体(語体)裂かれて隠された
カゴメの中の鳥は
五体鎮まる亀の甲
六甲紋の岩の中
神の岩戸が開きなば
過去(後ろ)と未来(正面)結び成し
トリを務めて締めくくる
螺旋を外れた惟神
弥栄の螺旋に再び還る
龍神会【奥宮】神の奇蹟