ラビリンス ~神様地獄を彷徨いて | 神人一致の癒奏術・響庵

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それが【癒奏術】です。

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神を追いかけ幾年月

神社を梯子し幾年月

未だ神が見えぬなら

一度神を捨ててみよ

 

 

神様地獄を彷徨う亡者

慾が深すぎ自分が見えぬ

自分の器を確かめもせず

あっちも欲しい こっちも欲しい

慾に埋もれた狭き心に

神が応えられるわけは無し

 

 

言葉を降ろせど右左

くねくね彷徨う身(巳)のほど知らず

手足を無くしたその身(巳)では

神の手足になれはせぬ

 

 

いくら神仏拝んでも

柱なければ降りる場所無し

神が降りるは【一本柱】

けっしてフレない【一本柱】

 

 

一度神を捨ててみよ

さすれば神が掴めるだろう

神を知ろうが知るまいが

【ブレない柱】に神懸かる

 

 

 

『柱』『柱』と言うなれど

いったい『柱』とは何ぞや?

『柱』と思って立てたのは

『壁』であるとは知る由もなし

 

【柱】とは やると決めたら 曲げぬこと

 

神信心が在れど無かれど

曲がらぬ柱に神懸かる

気付かぬうちに神懸かる

気付いてくれれば尚よろし

 

 

神を知れども神遠く

神知らずとも神近し

その差は「曲がらぬ柱」だけ

「曲がる柱」は【魔】が懸かる

 

 

神を求めてやまぬなら

曲がらぬ【柱】を打ち立てよ

神が懸かるは【柱】だけ

【龍】なる【柱】を『建立(こんりゅう)』せよ

 

 

曲がらぬ【柱】があるならば

神を知らねど引き寄せて

神の手足となる役目

手柄立てさせてくれよう

 

 

神様地獄を抜け出して

地に足つけて手を上げて

やると決めたらやり抜くだけが

神人和合の【柱】なり

 

 

迷いは曲がり 【魔】が懸かる

手足無き身(巳)は狐狸蛇霊の巣

あっちふらふら こっちふらふら

誘われるままに右往左往する

 

 

下津磐根に宮柱

太しき建てて 千木高知りて

天津祝詞の太祝詞

一から十まで一本道

貫く覚悟が宮柱

天の岩戸を押し開く道

 

 

 

 

神の名など知らずとも

神懸かる者は神懸かる

引き寄せる時は引き寄せて

魂が神の意を受けて

手足となって働くのである

知らないからこそ迷わずに

自分を貫く強さとなって

『曲がらぬ柱』が心に建ち

神人一致の奇跡が起こる

神を知らねど拝まねど

神に愛される所以である