伊弉諾命と伊弉冉命が岩戸で隔たれてから後の世は
伊弉諾命が『片(型)親』で産んだ神々の世であった
その『型』を奪い取り合いして
歪みに歪んだ『型の世』は
岩戸開けて夫婦巡り合い
『型』ではない『新たな神』が生まれ来る
それは【十種神寶】である10天体の『神司(かむつかさ)』が在るべく姿に治まり
歪んだ神寶の『巡り』が正されてゆく
本来、【素佐鳴命(スサノオノミコト)】の御支配であった土星(サターン)を奪い、かの素戔嗚命が持っていた【草薙劔】を奪い
【稚日女命(ワカヒルメノミコト)】の御支配である金星(ヴィーナス)の『真澄(勾玉)』を穢し
水星(マーキュリー)の『辺津鏡』を持つ【天鈿女命(アメノウズメノミコト)】に『別のアマテラス』を呼び起こさせ
伊弉諾命が生んだ『神の型』に入れ替わり成り代わり
世界を歪めたものを『三種の神器』と為し
【十種神寶】の『在り方』そのものを歪めてきた
されど、岩戸開ければ『神の型』は終わる
『神の型』が消え星の神そのものが変われば
【十種神寶】の在り方は変わり
星の在り方も変わる
かつての天照皇大神は天王星(ウラノス)が司る【高天原】を白示す
かつての素戔嗚命である『龍王』は海王星(ポセイドン)が司る【大海原】を白示す
金星は本来の『真澄』の勾玉を取り戻し
『天ヶ下(あまがした)』を統べる土星(サターン)は、新たなる産声を上げる『善なるサタン(素戔嗚命)』に還りて
木花咲弥が木星(ジュピター)に返り咲き
やがて秩序を取り戻していくだろう
歪んだ『型』を壊すため【天鈿女命】が舞い踊り
手に持つ【辺津鏡】が【天鈿女命】の舞いと共に渦巻いて
鳴門の渦に呑み込んでゆく
過去に、過去の『型』に囚われていれば
鳴門の渦に呑まれゆく
新たな世界に新たな秩序を築くため
新たな世界を育む木花咲弥姫の力が顕れ
富士(不二)の世界が育まれてゆく
伊弉諾命と伊弉冉命がそろった世界は
新たな神が生まれ
新たな『神人』が生まれくる世界となる
黄泉と現世(うつしよ)を経巡る輪廻は終わり
『三四五(みよいづ)』の世から『五六七(みろく)』とさらに上がり
現世と神世が重なる『みろくの世』と鳴り成る
『真澄』無き今までの世とは違い
『真澄』がそのまま『人の姿』となる
それは
今までのような【魂】を押し隠して着飾り偽る世ではなく
【魂】そのものが現れる世界
【魂】を「隠しようがない」世界である
『三四五(みよいづ)』の世となった今
すでにそれは現れている
【天鈿女命】の『辺津鏡』に映る姿は
すでに『魂』の姿そのもの
それは金星に戻った【稚日女】の力
真澄を映す【浄玻璃の鏡】となる
幻想は剥ぎとられ『裸の王様』の如く『魂の姿』が現れ
もはや逃げも隠れもならず
着飾れど意味なく醜き姿を晒すもの
汚れ落ちぶれども真澄の光を放つもの
【天地グレン】の渦が始まっている
古き【型】を捨て去り
新たな【型】を生み出すべし
古き【型】に染まったおのれを脱ぎ捨て
新たなおのれの【型】を生み出すべし
古き時代の【型】に寄り添えば渦の下
握って放さねば呑み込まれん
偽りは【稚日女】の『浄玻璃の鏡』のもとでは通ぜず
【天鈿女命】が辺津鏡の渦に呑み込んで沖津鏡へ流すなり
【大祓】の巡りの理のもと
海原から根の国底の国へと還す
【誠】無きものお出直し
三四五(みよいづ)の世の大洗濯
富士と鳴門の始まりである
日月神示 月光の巻 第六帖
あまてらすおほかみは、たかあまのはらをしらすべし、また、たかあまのはらをしらすべし、また、たかあまはらをしらすべし。
つきよみのおおかみは、あまてらすおおかみとともに、あめのことをしらすべし、また、あほうなはら しほのやほへをしらすべし、また、よるのおすくにをしらすべし。
すさなおのおおかみは、あほうなのはらをしらすべし、また、あほうなはらをしらすべし、 また、あまがしたをしらすべし。
すでに『三四五(みよいづ)』の世となりし
霊身一致の道の中
未だ御霊(みたま)を磨けねば
『五六七(みろく)』の世界に居場所無し
ゆえに渦に呑まれてお出直しである
月光の巻 第十八帖
現実的には不合理であっても、不合理にならぬ道をひらくのが、霊現交流の道であり、立体弥栄の道、行き詰りのない道、新しき世界への道である。
平面のみではどうにもならない時となっているのに、何してござるのか。
黒船にびっくりしては間に合わん。