
水星は水を司る
高きから低きへ流れ
火で焙られて高みへ昇り
雨となって降り注ぐ
形在りて無きものが水
情報やお金も流れ巡るもの
流れ動きを司る水星の支配である
水星を司るは乙姫なり
そして豊玉姫・玉依姫なり
金星は金剛星
純粋なものが凝結したものが金剛
真澄であり玻璃であり純真である
一糸まとわぬヴィーナスは純真の姿
その純真こそが美である
物事の純粋を知るのが金星である
金星を司るは丹生都姫(稚日女姫)なり
火星は火を司る
時に温め 時に燃やして消し去る
風を起こし巡りをもたらす
水が浄ければ天に舞い上げ
雨となってあまねく恵み行き渡る
水が濁れば舞い上がらず
火が弱ければ曇りとなり霧となり視界を奪う
火を司るは加具土命なり
木星は生命の気を司る
気が形を成し木となとなるように
思いを形成す力である
潜像界から現実界へ
現実界から潜像界へと
姿かたちを変じて現出する力である
木星を司るは木花咲耶姫なり
土星は土を司る
土とは混沌である
善も悪も毒も薬もすべてを内在する混沌がある
恵みともなり砂漠ともなる
土次第で恵みは変わる
善悪毒薬調和させ恵みとなり
調和乱れれば恵み絶える
土星を司るは大山祇神なり
天王星は運命を機織る星
ただ変革の星に非ず
縦糸横糸の高低を生み
織物に模様を描き出す
大きく模様が変わる時
機が大きく動く
天王星を司るは天照皇大神なり
海王星は海原を司る
現界、潜像界の生命の源である海原
海原は産腹でもある
穢れを清め生命を育む
海王星を司るは素戔嗚大神なり
冥王星は闇を司る
闇有りて休まる
寝て根を育む根の国
病みは冥王のサイン
根枯れすれば木(気)倒れる
根と幹(身気)が合わねば育たず病みとなる
冥王星を司るは岩長姫なり
太陽は誕生を司る
弥栄となり広がり続ける産屋が太陽
あらゆるものが太陽の力を産屋として栄える
太陽在りて進化し変転し拡大する
それが弥栄の姿
太陽を司るは伊弉諾大神なり
月は太陰
太陽の姿を映しだす鏡
太陽の姿を現出する泉
ゆえに黄泉という
黄泉平らかなれば弥栄なる
黄泉乱れれば世界乱れる
月を司るは伊弉冉大神・月読命なり
神世の理(ことわり)捻じ曲げて
星の理(ことわり)捻じ曲がり
世界は乱れに乱れり
天照が太陽神とされ
海原追われた龍王は黄泉の世界で月読となり
本来水である金(かね)を金星の真澄に置き換え
真澄の珠は情けに汚れ
太陽の理(ことわり)を木星の木花咲耶姫にあてがい
邇邇芸命を皇と為した人の皇
土星の大地は歪みに歪み
岩長姫に恨みつらみの穢れを押し付け
人の根を腐らせて
泉の鏡も歪みに歪み
世界の歪み極まれり
陰の星の五行が水星・金星・火星・木星・土星
陽の星の五行が太陽(火)・月(水)・天王星(金)・海王星(木)・冥王星(土)
陰陽五行合わせて十種神寶
地球に与えられる神々の恩恵
地球を動かす神々の理(ことわり)
その地球を司る国常立命
追放されし地球神なり
