陰陽五行の巡りを木・火・土・金・水というふうに一般的には語られるが
大元の始まりは【火】である
火から始まり木に至り
最初の火へと還る
日の光を月が受けるごとく
霊（ひ）が生まれて身（み）が生成させるごとく
それは万物の理（ことわり）
始めに【火】あり
その火の真ん中に【意】あり
天地万物生成の大元たる【意】が【神の意】である
手に五行の流れ在り
最初の【火】となるのが【親指】へ至る【肺経】
次に大地となる【土】が【人差し指】の【大腸経】
心と身体、霊と身体の真ん中となる【金】が【中指】の【心包経】
身体という大地を流れる【血】である【水】を司る【薬指】の【心経（心臓）】
生命の巡りとなる【免疫】を司る【木】である【小指】の【小腸経】
これら五行の巡りが滞りなく巡り
最初の【火】へと還る
巡り正常であるなら
ただ還るに非ず
弥栄えて還る
巡り滞れば最初の【火】弱まり
のちの巡りも小さきものとなる
手の中に理（ことわり）を知る
指が五本あるのは五行の理（ことわり）
親指力強きは生命の発現の息吹
生命の要ゆえ五指の要なり
中指が真ん中にあるは【霊身一体の柱】であるゆえ
一番長いのは天へと届く【直霊】なり
霊身調和の【柱】なり
人指し指が【大地】たるは第一指たる【火】との調和
生命の【息吹】が【大地】に降りて生命を育む
息吹ありても大地乱さば生命育まれず
薬指不器用なるがゆえ【清浄】なり
【水】の清浄保つため
生命を運ぶ【弥栄】の【道】ゆえ淀みを嫌う
小指小さきは【軸】たる働きゆえ
腕そのものの【軸】たる働き
腕の【軸】は【骨】に非ず【小指】に在り
理（ことわり）知りて
理（ことわり）用いて
恵みは巡り 弥栄える
身体である【陰】
霊である【陽】
陰陽の五行調和して
生命の息吹が弥栄えん