失われた『自己信頼』
人は・・・社会は長らく『感性』というものをないがしろにしてきました。
『直感』や『感覚』を「いいかげん」なものとして、『信頼に値しない』ものと決めつけて、社会常識のベースとなる要素から排除してきました。
そのため、『感性』は『信頼できない』ものとして、無意識に潜在意識で排除するようになっています。
そう思う
そう感じる
なんとなくそんな感じがする
そんな『感覚的』なものをきっちりと『明確』にする術(すべ)を、初めから『排除』していたわけです。
『感覚』は人それぞれ・・・・
統一性がなく一貫性がなく・・・・
だから『いいかげん』なものとして、人の『判断要素』から排除されてきました。
しかし、そのために人は大切な『自己判断基準』を失ってしまったわけです。
自分の『感覚』『感性』を信頼できないから、自分が『感じた』ことさえ『いいかげん』なものとして潜在意識で処理され、大切な『判断基準』を外側に求めるようになっています。
「みんなが言うから」
「常識がそうだから」
「そう教えられてきたから」
自己判断基準を失った人は、外側から与えられる『判断基準』にすがるしかなくなります。
自分が感じている事と違う・・・・
でもみんながそう言っているから自分が感じていることが間違い・・・・
そうしてやがて人は『自己信頼』さえ失っていきます。
癒奏術・ゆらぎセラピーの起点 ~牡牛座の感性から
2年前から「Yuragi Therapy」のメソッドの構築、そしてアロマブレンド「Re:Quiem」シリーズの開発を行う際、重要な『鍵』となっていたモニター、テスターの方がいました。
施術の微細な感覚を理解し、アロマの微妙な配合の違いを理解できてしまう。
まったくの『素人』ですから、施術がどうとかアロマの配合がどうとか一切わかりません。
ですが、彼女は絶対的に『自分の完成を信頼』している人でした。
自分が受ける施術の感覚、自分が香りを嗅いで受ける変化、肌で感じるブレンドの違い・・・
それらを見事なまでに『的確』に捉えていました。
そして、良悪の判断も『自分の感性』に従って的確に判断する。
そこにあるのは『自分にとって良いか悪いか』という、純粋な自己価値への絶対の自信でした。
だからこそ、本当に『良いもの』しか通用しない。
それが『癒奏術・ゆらぎセラピー』と『Re:Quiem』アロマブレンドの出発点でした。
また、彼女は『音楽家』でもあったため、彼女の判断から音楽家へのセラピー『Re:ist Method』へと発展していき、それがベースとなり現在のセラピーに至っています。
その彼女が『牡牛座』生まれの人の『豊かな感性』を存分に発揮してくれたおかげで、自分のセラピーが『他にはない』唯一無二のものとなりました。
牡牛座天王星時代
牡牛座の豊かさは『感性の豊かさ』だと思います。
感性が豊か・・・とは、感覚の鋭さや感覚を大切にする心・姿勢、そして何より自分の感覚を絶対的に『信頼』しているからこそ、その感性から生まれるものが『豊か』になります。
小さな子供は「社会常識」や「他人目」などとは無縁であり、潜在意識にもまだ何も書き込まれていない「クリーン」な状態です。
そんな子供が判断基準にするもの・・・
それが『感覚』です。
自己感覚を研ぎすまし、その感覚を頼りに『世界』を捉えています。
自分の『感覚』を信じているからこそ、「社会常識」や「他人目」「潜在意識」に左右されて『歪められる』ことなく『世界を真っ直ぐに』見ています。
牡牛座の豊かな『感受性』は、とりもなおさず『世界を真っ直ぐに見つめる目』です。
外部の情報を排除して、純粋な『自己感覚』を信頼するからこそ生まれる豊かさ。
誰かが『良い』というもので満足せず、誰かが『当たり前』というものを安易に享受せず、あくまで『自分が良いと思う』感覚を大切にする。
今までないがしろにされてきた『感性』こそが、実は人を豊かにする最大の『価値判断基準』なのでしょう。
他人が『良い』と言うものや、常識として『これがいい』とされているものを、いくら追いかけたところでいつまでたっても『飢餓感』『枯渇感』が無くならない。
それはただ単に潜在意識に刷り込まれた『常識』に従うことで、潜在意識の『恒常性維持機能』を安定させるだけのことだからです。
結局のところ自分の『感覚』『感性』が満足していない。
そこの『飢餓感』『枯渇感』が『満たされなさ』となっています。
本当に『豊か』になりたいならば、自分の『感性』を大切にすることです。
『自分が感じる感覚』
それ以上に『自分』にとって大切な『価値基準』はありません。
そして、その自己感覚を絶対的に『信頼』すること。
それが自分の価値を高め、揺るぎない『自己信頼』となります。
本当に良いもの
本当に大切なもの
その価値基準、価値判断を他に求めることは、自分に対する『裏切り行為』ともなります。
自分にとって本当に良いもの
自分にとって本当に大切なもの
それこそが、人にとって本当に良いものであり大切なものであるはずです。
そして純粋に『自分にとって・・・』を求めていれば、必ず気付いた時には
『周りも同じものを価値あるもの』と判断していることに気付きます。
価値を『外側』に求めるのではなく、自分の『内側』に求めることで、本来あるべき『社会常識』が生まれます。
内の如く 外も然り
それが世界の『理(ことわり)』です。
明日、天王星が牡牛座へ移動し、そこから7年ほどをかけて『価値基準』を変革していくでしょう。
世界を真っ直ぐに見る人が増えることで、世界の真の姿が現れるでしょう。
そして、感性を大切にすることで『自己信頼』を得た人が増えてくるでしょう。
自己信頼が他者信頼へと繋がり、信頼が自己責任をもたらし、他社との『調和のとれた共存』の道が開けます。
それが『共生社会』
これからの7年間
自分の完成を高め、自分の価値を高め、自己信頼を高め、他者との共鳴・共生を高めてほしいと思います。
そして
揺るぎない『自分の道』を歩いていってほしいと願います。