「北海道に居たころは楽団に入って活動していたんですが、ここ数年は全然吹いてないですね~」
知り合って数か月になるのに全然知らなかったのですが、話の流れで突然音楽の話に・・・
なぜか昔から、意外と近くにこのような方が多いです。
10年近くテナーサックス奏者として、北海道で活動していたとのことで
「北海道の田舎だから、近くに楽器屋さんがないんですよ。だからメンテナンスは全部自分でやってました。他の人のまったく違う楽器のメンテナンスもやっていたので、メンテナンスがすごく得意なんです。」
そう語る彼は現在は料理人です。
手先が器用なんでしょうね。
「ほんとは楽器修理の仕事をしたかったけど、なぜか料理人になってしまいました。」
そんな彼と話をしていると、料理の話よりも音楽の話をしているときのほうが楽しそうです。
「北海道時代は楽団の演奏で、軽自動車であちこち移動していたんですけど、テナーサックスを軽自動車に積むのは難しいんですよ。ケースに入れるとバカでかいから・・・斜めにすれば簡単に積めるけど、楽器は斜めに積んじゃいけない。だからコツがいるんです。」
と少し自慢げに話してくれた。
「メンテナンスも普通楽器屋さんに持っていくような、修理なんかもやってましたから、たいがいの楽器ならメンテでも修理でも何でもできますよ。」
『それはすごい』
肺活量や呼吸について、ちょうど聞きたいと思っていたこともあり、訪ねてみると
「肺活量ならサックスよりもやっぱりフルートでしょう。他の吹奏楽器は吐く息の100%が音になりますが、フルートだけは吐き出した息の半分だけしか音にならない息ですから・・・」
『オーボエもキツイって聞くけど?』
「あぁ、確かに・・・圧がすごそうですもんね(^^」
それでもすべての吹奏楽器は、吹き続けるのはしんどいのは確かです。
呼気をコントロールしながらですから・・・
でも、ほとんどの人は無意識レベルになっているのでしょう。
それにしても・・・
一番大変なのは、実は『移動』というものなのかもしれませんね。
しかし、それも無意識レベルになっているのでしょうか(^^;
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