ベース女子の細指 ~Re:ist Method | 神人一致の癒奏術・響庵

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ガンガンとチョッパーを繰り広げているのを見ると

『すごいなぁ(^^♪』

とつくづく思います。

 

でも、それ以上に、まるでギターのようにメロディアスなベースを聞くと、それこそ「ゾクッ」とします。

目立たず、さりげなく、バランスを崩さず・・・

しかし、しっかりと自己主張されている。

 

そんな時のほうが指に力がしっかりと入っていたりします。

 

ギターと違ってフレットの幅が広いから、それだけ指を開きながら、しっかりと一音一音心と力を込めています。

 

 

そんなベーシストの彼女の左腕に触れてみて

『腕パンパンじゃない』

そう言うと

「けっこう筋肉付いちゃって・・・。ほら」

そういって小指を動かすと、小指側の腕の筋肉がひくひく動く。

触れるとけっこう太い筋肉になっているのがよくわかります。

『こりゃすごい』

「そうでしょ、でも自慢なんですよ。」

と、少し誇らしげに言う。

 

『確かヴァイオリニストの子も同じこと言ってたな・・・』

それは確かな努力の成果でもありますからね(^^♪

 

 

 

指とは?

 

指には第一関節、第二関節があり、そしてこぶし部分の関節となります。

ですが、私は「こぶし部分」を「第三関節」と思うようにしています。

なぜなら、手のひらのところにも、しっかりと「指」があるからです。

 

対外的に「分離」していないだけで、手のひらの中ではしっかりと「分離」しています。

「分離」と「結合」の「中間」といったところでしょうか。

分離しきらず他の指と「共生」している形ですかね・・・

 

ただ、分離していないからこそ「力」が出る、入るわけです。

お互い補佐しあったり、共用の筋力を使ったりと、なにかと共生することで大きな力となるわけです。

 

 

ですが、時にこの共生が、お互いを縛ったり、悪影響を与えたりすることもあります。

そんな悪影響が「運指」にも影響したりするわけです。

 

 

 

 

Re:ist Methodでは、指一本一本の筋・腱・関節をしっかりとほぐしますが、手のひら部分も当然しっかりとほぐします。

それぞれの「指」と見立てたうえでのセラピーです。

この部分をニュートラルな状態にすれば、独立して動く指のように、立体的な動きをすることがよくわかります。

特に、人差し指と中指の間が固まりやすいので、ここをしっかりとセラピーします。

 

 

細指で長いフレットのベースを弾いている女の子は、ここがけっこう開いて動きます。

と同時に、よく使われている分、疲労も溜まっています。

だから、徐々にではありますが、腱に影響が出てくるんですね。

そして、それが「音」に現れてきます。

「音が硬いなぁ・・・」

と感じます。

 

当然、フレットを抑える左手だけでなく、言を弾く右手にも言えることです。

 

 

 

メロディアスなベースを聞いて

『ゾクッ』

とするのは、柔らかな指の動きあっての賜物です。

 

「動くからこそ」たどり着ける音やメロディーがありますから。

 

そんな重低音のメロディーが、なんとも「か細い指」から発せられていたら、その音の奥にある深い「技」に魅入られるということですね。

 

 

 

 

 


 

8月よりの予定

 

 

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