今から7~8年前・・・
当時、民主党党首であった小沢一郎氏を総理にするため、政権交代前に徹底的に戦っていた。
田中角栄氏の時のように、確実に狙われるであろうことがわかっていたからだ。
小沢氏は官僚機構、マスメディア、もちろんアメリカ側からも警戒されている。
なぜなら、国家予算となる一般会計と特別会計を「合体」させるつもりでいたことが一つ。
そして、現在、総務省が管轄となっている「電波監督権」を、オークションのように「競売」に変えるつもりでいたことが一つ。
さらに、日本に駐留している米軍を「第7艦隊だけで十分」として、日本に駐留している米軍を撤退させるという可能性までしさしていたからだ。
一般会計は現在、政治家が使える国家予算で、だいたい年間100兆円前後。
そのうち半分はいつものことながら「国債発行」で補われている。
片や特別会計は政治家が手を出せない会計となっている。
これが年間250兆円あった。
特別会計の予算は官僚が牛耳っている。
このことでもわかるように、日本は政治家より官僚の方が圧倒的に「権力」を持っている。
この官僚の権力を切り崩すため、一般会計と特別会計に分かれている税の会計を「一本化」しようとしていた。
官僚にしてみたらとんでもない話である。
だから必死になって小沢一郎を引きずりおろそうと躍起になっていた。
次にマスメディア。
現在は総務省が電波の使用権を各メディアに振り分けしているわけであるが、これが自由化されて競売などになったら、メディア参入してくるものが増え、ただでさえ視聴率低下で収入減となっているメディアは大打撃である。
国民にとってはメディアが「活性化」されて、良質な番組も増えるであろうが・・・
だからメディアは完全に各局スクラムを組んで、小沢一郎の「人物破壊」に躍起になった。
とあるオランダ人経済学者が「世界に類を見ない人物破壊」だと評していたほどである。
そして、これが官僚とメディアもスクラムを組んだ理由でもある。
徹底的に人物破壊が行われる傍ら、小沢氏の元秘書が狙われ始めた。
司法を司る検察と裁判所が、マスコミとスクラムを組んで、徹底的に排除に掛かっていた。
更に、外堀を埋めるように周りの政治家も狙われ始めていた。
そして、CIAからの情報をもとに検察が動くというお決まりの構図を、しょっちゅう目の当たりにすることになる。
なんでCIAが出てくるんだ?
と思う人もいるかもしれないが、大方の日本人は知らない・・・
検察官が新人研修として必ずペンタゴン(CIA本部)へ研修にいくことを。
検察は基本捜査をしない機関で、警察からの捜査情報をもとに裁判をする。
しかし、なぜか警察が動かないのに検察が「捜査」をしていることがある。
それがCIAからの情報に基づく操作である。
ほとんどの場合が「外国為替法違反」というもの。
これがCIAの常套手段である。
北朝鮮との国交正常化を潰したのも、この外為法違反での西松建設社長の検挙であった。
あの7年前の政権交代の裏側で行われていた、すさまじいまでの権力闘争を多くの人は知らない。
そんな闘争の中でウォリアーとして戦っていた名残で、今でも某政党や政治家、ジャーナリスト、法関係、経済情報関係の人たちと、わずかながら繋がりがあったりする。
それも、もはや遠い日の記憶のようになってしまっているが・・・
現実の世界というのは、小説などより奇異なものである。
多くの場合、常識や現実と思っているものは「見せられている」ものが多い。
世界では、今や「ダーウィンの進化論」などを信じているものも少なくなっている。
しかし、日本では未だ「科学常識」としてまかり通っている。
でも、そんな常識の水面下で、着々と新しい常識や科学が生まれ育っているのも事実である。
このダーウィンの進化論であるが、純粋な科学として発表されたものではないことが、近年になって浮き彫りにされてきている。
この進化論のおかげで「歴史」というものを完全に歪めることが出来る。
人は「進化」するもので、だから昔の人より現代人の方が進化している・・・
そんな思い込みがいつしか常識となる。
それで歴史を歪め、真実を覆い隠すことが出来るわけである。
人類は必ずしも「進化」しているだけではない。
退化もしている。
歴史を明確にすればそれは一目瞭然となる。
しかし「進化論」という色眼鏡を掛けさせられたがために、「退化などありえない」という否定が自然と生まれ、過去の膨大な智の遺産を放り出してしまっている。
もったいない話である。
そして、そんな過去の莫大な智の遺産を独占しているものもいるわけである。
わざわざタイムマシンで未来へ行かずとも、過去の遺産の中に「現代より進化した」様々な知恵があるのだから。
ダーウィンは一族そろって「イルミナティ」という組織に加わっていた。
陰謀で有名な「イルミナティ」である。
この名前が出てくると必ずと言っていいほど上がってくる「陰謀論」という声・・・
この「陰謀論」という言葉を、誰が創作して広めたのか知っている人も案外少ない。
「陰謀論」という言葉を作って広めたのはCIAである。
これはすでに「CIAの公文書」でその事実が記載されている。
アメリカの公文書館に行けば誰でも閲覧できるものである。
陰謀を成熟させるために、それを阻害する者たちを排除するため、効果的な方法として「陰謀論者」というレッテルを貼ることで、リスクを排除するというCIAが考案した「画期的な言葉」である。
見事に功を奏したわけである。
未だにその言葉は「常識」や「良識」として当然のように使われている。
情報操作とは本当に巧妙に仕掛けられているものである。
それを見破るのは本当に骨が折れる仕事である。
マスコミの流す嘘など、これらに比べたら可愛いものだろう。
すぐに嘘とわかるのだから。
小沢氏のことを書いたついでに書いておこうかな。
かつて北方領土は返還寸前まできていた。
4島あるうちの2島ずつ返還していくということでロシア側と話はついていた。
しかし、これもアメリカに完全に潰されてしまったわけである。
日本とロシアが仲良くすることは、アメリカにとってはとてつもないリスクとなるからだ。
この返還交渉に当たっていたのが、鈴木宗男氏である。
「疑惑のデパート」と福島みずほが言ってたでしょう。
マスメディアに完全に人物破壊され、検察・裁判所に無実の罪を着せられて刑務所まで入れられたわけである。
国民も一緒になって人物破壊していた。
そうして北方領土返還は夢と消えたわけである。
よく「テレビ見てなかったら世の中の事わからないだろ」と言われるが、全く逆である。
テレビを見ないからこそ騙されないわけだから。
現代は「思考停止社会」と言われて久しい。
それは、自らの思考を他者に委ねているということである。
思考のみならず感情までも委ねている。
テレビで情報を語る誰かの感情をそのまま受け入れ、自ら判断しようとしない状態・・・
それが思考停止社会と言われる所以である。
誰かが善と言えば善として、誰かが悪と言えば悪として・・・
誰かが「腹が立つ」と言えば腹を立て、誰かが「悲しい」と言えば悲しいと認識し・・・
自らの思考も感情も他人に委ねてしまっている。
最低限・・・
自らの答えは自らで出そう・・・・・・・
それが、「自分を生きる」ということだから・・・・・・
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心の奥 深く 闇に眠る魂を呼び起こすために
静心如水 北野坂如水庵
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