蟹座の満月と木星ー天王星グランドクロス | 生命の「ゆらぎ」を癒す ~神人一致の癒奏術・Yuragi Therapy

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ボディセラピスト、ヒーラー、アロマブレンダーとして目指すヒューマンセラピーメソッド。
それが癒奏術・Yuragi Therapyです。
そして新たに備わった【龍を授ける】力で、多くの人を幸せに導きたいと思います。

Photo by David Photo Studio

 

前回の「占星学とアロマ」で、蟹座の人はその硬い甲羅で大切なものを抱き守っていると書きました。

 

 

蟹座とは、繊細で傷つきやすい心を守るために硬い甲羅で覆われています。

 

ただそれだけではなく、繊細で傷つきやすい心は、人の痛みや悲しみに共感できる優しさを秘めています。

 

そしてその優しさは、時に「誰か」「何か」を守るために炎の如く、勇猛果敢に立ち向かいます。

 

それは、蟹座の神話となったヘラクレスの物語で、友を守るためにヘラクレスに対して勇猛果敢に立ち向かった姿が象徴しています。

 

 

蟹座の人たちはこのような方たちだそうです。

 

わたくしは水瓶座ですが、それは太陽星座。

 

月星座は蟹座です。

 

だからこのヘラクレスの物語がよく理解できます。

 

 

 

 

守護神

 

 

アロマ侍と名付けたのは、自分の中の守りのエネルギーが「侍」であったためです。

 

そして、自分の中にこの「侍」守護神として生まれたのが、まだ小学生のころです。

 

詳しくは書きませんが上記のヘラクレスの物語のように「死」を覚悟しての出来事がきっかけでした。

 

 

 

そんな蟹座で満月になる。

 

蟹座を太陽星座、月星座に持つ人たちは、今、尋常ではない日々を送っている人も多いのではないかと思います。

 

 

 

水星の逆行が8日にようやく順行に転換しましたが、12日に起こる蟹座での満月へ向かう途中でもあり、過去の様々な事柄が甲羅の中で満ちてきての順行への転換。

 

過去の様々な思いと未来への思いが絡まりあって、混沌とした状態になっている人もおおいのだろうと思っています。

 

 

心の中で溢れ沸き立つ「痛み」「悲しみ」「怒り」「孤独」「夢」「希望」・・・・・

 

過去と未来が入り交じって、様々な感情が硬い甲羅を押し破らんばかりになっているかもしれません。

 

 

 

 

おそらくですが、守護神としての「侍」が、蟹の硬い甲羅なのかもしれません。

 

繊細な心を守るため。

 

そして、時に溢れて沸き立つ思いを外に漏らさないための守りとして。

 

外敵から自身の身を守りながら、自身の心が外側のものを傷つけないように・・・・

 

だから、今は守護神の「侍」は、燃え盛る内側の炎を抑え込んでいる状況で、その姿はまるで火炎を背負った不動明王の如き姿となっていることでしょう。

(これは毘沙門天です)

 

 

 

 

 

蟹座の満月とグランドクロス

 

12日の蟹座の満月は、木星と天王星とのグランドクロスと共に起こります。

 

木星の「拡大」と、天王星の「変革」

 

そんなエネルギーと共に起こる満月。

 

蟹の甲羅は脱皮して一回り大きくなるのでしょうか。

 

守護神としての「侍」が全く別の姿に生まれ変わるのでしょうか。

 

 

 

溢れる痛みや悲しみの中から「本当に大切なもの」「本当に守るべきもの」が見つかるのかもしれません。

 

まさに「死」を賭してでも・・・・

 

本気で叶える「価値あるもの」に出会えるのかもしれません。

 

 

 

 

 

前回の占星学とアロマで、メリッサと共にヤロウの精油を紹介しました。

 

ヤロウはキク科のハーブで「守護」の精油でもあります。

 

 

この精油の象徴が「心臓を貫く剣」

心の傷を癒して痛みを乗り越える・・・そのために「あるがまま」を受け入れることを促す精油です。

 

 

 

人の心にある感情には負の感情といわれるものがたくさんあります。

 

出来事が心を傷つけ痛みを与えるのではなくて、沸き起こる感情が心を痛め傷つけています。

 

 

ですが、感情には「善悪」というものはありません。

 

善悪が規定されるのはあくまで「行為」に対してです。

 

ですからどのような感情であれそれは「守り」の心の動きです。

 

 

マイナスな感情を手放せ・・・とよく言われますが、それはどうかな?と思います。

 

 

 

心の傷を守るため・・・・

 

誰かを、何かを守るため・・・

 

そんな大切な感情を手放す必要はないと思います。

 

それがあるから人の痛みに共感出来るし、優しくなれるのだろうと思います。

 

 

 

すべてをあるがままに素直に受け入れる。

 

 

そして傷ついた自分を慰め、傷つけた自分を赦してください。

 

 

 

 

溢れんばかりの思いを包み込む、大きな守りの器へと変容してほしいと思います。

 

そんな大器ならば、世界を包み込んで守れるのではないか・・・・と思う次第です。