
武田信玄が常々引用していた「風林火山」
疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山
疾きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し
孫子の中の一節でありますが、実はまだ続きがあります。
其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、難知如陰、動如雷霆
其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如く、知りがたきこと陰の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し
季節が秋分をむかえてなんとなく時が切り替わったはずですが、扉を開いて「さあスタート!」というところで「動かない・・・・」という状況が続いていたように思います。
実際は動き始めてはいるのですが、どうにもこうにも実感が湧かない・・・・
ちゃんと目的地があり目指す道筋があるにもかかわらず「何処へ向かう?」という不思議な状況で、動きたいけど動けないジレンマに陥っていたり・・・
そんな状況が本日の満月で不思議と様変わりする感覚が、しかも「ふわり」と切り替わるような、そんな感じでようやく物事が動き始める「空気」になったようです。

たぶん目に見えない諸々が重なり合って、とても大きな乗り物の「歩を進める」ような感覚の「一歩」を踏み出したのかもしれません。
動かざる山がようやく動いた。
そんな感じです。
人知れず「陰」のように育んできた大きな夢や野心。
それがようやく動き出す。
今後、雷霆のような地響きをたてながら進むのでしょうか?
それとも、風を目いっぱい帆に受けて進み始めた船なのかもしれません。

まだ「のろっ」とした進行ですが、進み始めたら簡単には止まらないし止められないのでしょう。
そんな「簡単には止められない」予感があったからこそ、簡単には動き始めなかった。
期待もあり、しかし葛藤もあり・・・
それがふわりと爽やかな風が吹き、進み始めた・・・
そんな感じです。
簡単には後戻りしないし出来ない、そんな旅立ちなのでしょう。
ちなみに・・・・
松尾芭蕉は奥の細道の旅立ちの日に、足三里のツボにお灸をすえてから旅立ったとか・・・

希望と覚悟の旅
そんな旅立ちにふさわしい精油を選んでみました。
コモンタイム
ゲルマン民族の戦いの神「トール」の名を冠するこの精油は、「潔さ」と「勇気」を象徴する精油です。
孤独な旅路において、孤独な心を温め、勇気と気力を与え、前進する不屈の闘志を与えてくれるでしょう。
シダーウッド
この精油の香りは、心に「忍耐力」を与えてくれます。
何事が起ころうとも動揺することなく安定した心を支えてくれるでしょう。
ラヴェンダー
とりあえずラヴェンダーがあれば・・・
というくらい万能性のあるこの精油は、常に安心感を与えてくれます。
心を静かに安定させて、落ち着いた思考、感情を取り戻してくれるでしょう。
長い旅が始まる
進む道が険しければ険しいほど大きく強くなる
険しい道のりなのはわかっている
だからこそ楽しい
そんな旅の始まりです

静心如水ー北野坂如水庵~思考・感情・魂の旅日記
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