歴女にクローズアップしてほしい武将 | 歴史愛~歴史を学び、実生活を豊かにする~

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「温故知新」とは言いますが、世の中を見渡すと表面的な教訓ばかりでイマイチ実生活に活かすことのできない解説ばかりです。歴史的な出来事を、具体的な行動に置き換えて実生活をより豊かにし、願望を実現する手助けになるように翻訳していきます。


※こちら記事は、平成21年7月8日に書かれたものです。

さてさて、「近況コーナー」なんですが、ここ数日はブログに書くようなことはしていなくて、何を書こうか困ってしまいました(笑

なので、ここ1、2年の「歴女ブーム」に乗っかって、「歴女にクローズアップしてほしい武将」を5人くらい挙げてみようかと思います。

僕が「男の中の男」と思う武将たちです(笑




【立花道雪(たちばな どうせつ)
九州豊後(きゅうしゅう・ぶんご)の大友(おおとも)家臣ですね。「立花」というのが通り名ですが、実際は生涯「戸次(べっき)」の苗字を名乗ったとのこと。毛利(もうり)・島津(しまづ)などと戦を続け、落雷による半身不随でありながらほとんどの戦に勝ったという猛将。養子の宗茂(むねしげ)も捨てがたい。


道雪が参加した戦いについて知りたい方は、下記リンクをタップしてください:
今山の合戦―意識を向ければ情報が入る

この戦いののち、道雪は大友宗麟らを痛烈に批判します:
耳川の合戦ー諍臣を愛せ


【大谷吉継(おおたに よしつぐ)
豊臣(とよとみ)家臣で、石田三成(いしだ みつなり)の親友ですね。勇猛果敢なだけでなく知略にも長けた謀将ですが、関が原(せきがはら)合戦時は本当は徳川(とくがわ)方として参戦するつもりで越前敦賀(えちぜん・つるが)を出発。途中で懐柔して、家康と仲直りするよう説得するつもりだった石田三成に逆に説得を受け、その友情のため石田方として関が原に参戦。小早川秀秋(こばやかわ ひであき)や脇坂(わきざか)・朽木(くつき)・小川(おがわ)・赤座(あかざ)の離反に遭い部隊が壊滅し、自害。


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【井伊直政(いい なおまさ)
今川(いまがわ)旧臣(きゅうしん)の井伊一族ですが、直政は徳川家康(とくがわ いえやす)に助けられ、徳川家臣に。武田(たけだ)軍との戦いで活躍し、山県昌景(やまがた まさかげ)の赤備え(あかぞなえ)を継承した「井伊の赤備え」が有名。小田原(おだわら)の陣で、唯一小田原城内に切り込んだ武将らしいです。腕白ですね。関が原合戦時は確か、徳川譜代(ふだい)では主力軍だったはず。逃走する島津惟新(いしん)を追撃中に銃撃を受け負傷。その傷がもとで死亡。井伊直弼(なおすけ)の先祖。
徳川家臣では、鳥居元忠(とりい もとただ)もかなり捨てがたいです。伏見(ふしみ)の篭城(ろうじょう)戦ですね。


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【森可成・長可(もり よしなり・ながよし)
織田(おだ)家臣。可成は蘭丸(らんまる)の父、長可は蘭丸の兄です。森一族はことごとく勇猛果敢で、長可・蘭丸の兄弟は確か末っ子の忠政(ただまさ)を除いて全員討ち死にだった気がする。父の可成も浅井(あざい)・朝倉(あさくら)攻めで近江坂本(おうみ・さかもと)に陣取っている中、浅井・朝倉や延暦寺(えんりゃくじ)僧兵(そうへい)の包囲を受け、戦死。信長の延暦寺焼き討ちの理由は、一説には森可成の死に怒り狂ったため、という説があるほど寵愛(ちょうあい)を受けていた。


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【細川ガラシャ(ほそかわ がらしゃ)
いや、武将じゃないんですけど、猛者ということで。
明智光秀(あけち みつひで)の娘で、熊本(くまもと)藩初代藩主細川忠興(ほそかわ ただおき)の妻。関が原合戦前、徳川家康の上杉征伐(うえすぎ・せいばつ)についていった武将達の妻子を人質に取ろうとした石田三成軍に屋敷を囲まれたが、その際、「自分が人質になるくらいなら、死んで夫が自由に振舞える方がよい」と、家臣に自分を殺させ、さらに屋敷を焼き払わせて家臣ともども死亡。すごい覚悟だと思う。いつか大河ドラマにしてほしい。

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こんな感じです。
せっかくだから、鈴木重秀(すずき しげひで)〔雑賀孫市(さいか まごいち)〕や北条為昌(ほうじょう ためまさ)、北条綱成(ほうじょう つなしげ)なんかもよろしくお願いします(笑
あ、前田慶次(まえだ けいじ)つながりでは奥村(助右衛門)永福(おくむら (すけうえもん) ながとみ)なんかもいいんじゃないでしょうかw


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