松坂投手の転機 | まだまだ続く独り言

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在米スポーツライターの雑記帳

松坂投手2

引き続きフロリダでメッツの松坂投手の取材を続けています、今日はキャンプ初のフリー打撃に登板し、ライト選手やグランダーソン選手ら主力を相手に印象的な投球を披露しました。松坂投手本人も納得できる内容だったようです。次回は27日に紅白戦に登板し、いよいよ開幕メジャー入りを賭けたオープン戦へと突入していきます。

ところで今日は登板後の取材で、松坂投手からかなり濃密な話を聞くことができました。今日も日本人メディアが1人だったこともあり、アイシングをしている時間を利用してロッカーで1対1でのインタビューでした。会見とは違い1対1の対話でしたので、まさにインタビューといってもいいかもしれません。あまり面識のない自分を相手に、自分の質問に丁寧に答えてくれました。感謝です。

インタビューの内容についてはまた別の機会でじっくり報告させてもらうとして、今シーズンの松坂投手はまったく新しい挑戦をしようとしています。このオフからその目的に向かってじっくり調整を続け、それが今も少しずつ身になっているようです。まだ完成形がどうなっていくのか松坂投手自身もわからないそうです。ただその表情にはなんとかく確信と自信が漂っているのがわかりました。

これまでは松坂投手を外からしか見ることができなかったのでなかなか彼の深部を探ることができませんでしたが、今回の取材で松坂投手に対し確かな大きな期待が芽生え、直接取材できなくても今後も松坂投手の投球を注視していきたいと思っています。

やはりクラブハウスがメディアに開放され選手たちと1対1で対峙できる時間は本当に貴重です。テニスでもこうした時間がとれるようになれば、錦織選手とももっと深い話ができそうな気がするんですが…。

最後に今日の写真についてです。最近何気に選手の後ろ姿を撮影するのが習慣になっています。アスリートの背中はいつも何かを語っているように思いませんか?

今日はこの辺で…。