今度は「蔓延防止等重点措置」とやら。いったい何がどうだというのであるか?…と思うところながら、

個のレベルでは淡々とやらないことはやらない、やることはやるものとして

(どこかの誰かの場違いな使いようではありませんが)「わきまえた」生活を送るのみでありますよ。

 

それはそれとして、会社によっては昨年来、リモートワークでやってみればできるじゃんとして、

もはや通常勤務には戻らない、なんとなればいっそのこと都心の事務所を解約すれば賃料が浮くし…てな算段も

あるにはあるにもせよ、そうした取り組みを継続しているところもあるようですな。

 

自らの勤務先とはその点で天と地との開きがあるわけですが、それはともあれ、

基本リモートワーク路線に舵を切ったような会社で仕事をする方々の中には

PC等の接続環境がきちっと確保されさえすれば、もはやどこで仕事をしようが「そんなの関係無い」とばかりに

滞在先をあちこち点々としながら、休日ともなれば旅行気分を味わう…てな暮らしぶりの人もいるとか、

ニュース番組で見かけたりしてはおりました。

 

で、まさにそんなたぐいの仕事の形らしきところから、「山梨の小淵沢にアパートを借りたので」とお知らせ。

「いつもいるわけではないので、適当に使っていい」てなことでもあり、このほど引っ越しを手伝ってきたという。

もっとも引っ越しと言いましても、完全なる転居ではないようなので、当座の身の回りのものくらいなもの。

2階でしたので、冷蔵庫を持ち上げるのがしんどかったくらいでしょうか。

 

まあ、そんな具合ですので、手伝いも早々に終了したものですから、

周囲のようすはどんなものと散策に及んだのでありましたよ。

 

 

標高800メートル余りの場所だけあって、東京よりは少々季節が遅れてやってきますな。

桜が今を盛りの状態でして、実はこの桜の木のある場所、

昨夏に八ヶ岳南麓の湧水巡りで訪ねたひとつの大滝湧水公園だったのでありまして、

ここまで散歩圏内ということは、あのおいしい湧水でいつもコーヒーが飲めるのかあと。

 

湧水のところからもそっと足を延ばしますと、

雪を残した頂を持つ南アルプスは甲斐駒ヶ岳の雄姿が目の前に飛び込んでくるという。

 

 

コロナの日常にあっては近所のウォーキングに勤しんだりすることもままありますけれど、

如何せん、ここまでの景観はそう簡単に得られるものではありませんね。

散歩し甲斐という点でも魅力が感じられるのでありますよ。

 

 

遠望とはいわず足元に目を向けても、春は東京以上に色とりどりであるような。

改めて日頃から自然貧乏に陥っていることを思うところでもあろうかと。

 

「蔓防」では例によって都県境をまたぐ移動自粛てな話でもあるようですが、

黙ってただ移動すること自体のリスクは必ずしも高いわけではない(そうでなければ通勤できませんし…)中では、

早速にGWあたりにアパート拝借といたしましょうか。検討事項ではありますね。

 

アパートには当然にキッチン設備はありますけれど、本格稼働前ということで、

今回はこんな駅弁で食事ということに。これはこれで、たいそうおいしゅうございました。

はて、今度行ったら何を食しましょうや…。