ということで特急やくも で岡山から松江へと移動し(6/30時点のお話です)、

翌日にひと仕事終えた段階で出かけてみたのが島根県立美術館でありました。


島根県立美術館エントランス


この美術館は遅くまで開いていると聞き及び出かけていったわけですけれど、

閉館時間は日替わりで日没時刻の30分後に設定されているようで。


閉館は日没の30分後


この日は日没が19時27分。従って、閉館時刻は19時57分ということになるわけです。

ま、それというのもご覧のようにガラス張りの大きな壁面の向こうには宍道湖が広がり、

松江観光協会がHPで「宍道湖に沈む夕日の美しさは日本一」と豪語する夕景を眺めるのに

美術館は打ってつけの場所あるといのが理由のようですね。


遅めに訪ねたとはいっても、日の長いころ合いで残念ながら日没までは留まれませんので、

とりあえず宍道湖畔に出てみることに。


宍道湖の映り込む島根県立美術館

湖岸に沿うように湾曲して建てられた美術館には宍道湖の景色が映り込んでいて、

なかなかしゃれた演出だあねえと思ったり。



雲が多くおひさまは隠れていますけれど、宍道湖とそれを覆う空は神々しくもあるような。

神様たちの故郷を出雲とはよく言ったものですなあ。


そんな湖畔の景色と極端にぶつからない程度に屋外オブジェも置いてありました。

こんな具合です。下の写真のうさぎは「宍道湖うさぎ」と呼ばれているとか。




もちろん建物の中にも彫刻作品はいくつか置いてありまして、

これなんか目を引きますよねえ。


アルマン「Deep Sound」


アルマンという現代アーティストの「Deep Sound」という作品。

ぶっこわされたコントラバスが折り重なっている姿と見えますが、キュビスム的彫刻のようにも。

もっとも平面に立体を持ち込むキュビスムが端から立体だとどうなのよ…みたいなところはあるも

「らしい雰囲気」はありますよねえ(笑)。


さて、そんな島根県立美術館ですけれど、展示室へと歩を進めてまいることにいたします。

が、中のようすはまた次の機会に。