こんにちは。
以前の記事にも書いたのですが春先からどうも機材の調子が悪く、カメラやレンズをメーカに送ったりその度何度も試し撮りしたりと、純粋に鳥を探したり撮ったりすることを楽しめていませんでした。
結局カメラが悪かったのかレンズが悪かったのか単なる私の思い込みだったのかはわかりませんがその間に一つ軽めのレンズと新しいカメラを手にいれたのでとりあえず一件落着。
以前のレンズは手放そうと思っていましたが、これが最後、と思い撮りに行ったアオバトが以前のように切れのある写真となったので手元に残すこととしました。
この日は車の中の後部座席にカメラとレンズを乗せていたのですが、軽く急ブレーキを踏んだ時にゴトンっと座席から落ちてから調子が良くなったような気も。。。
カメラは初めて手に入れたミラーレス、Nikon Z8です。
今までのレフ機ではアオバトなんかでもすぐに背景にピントを持っていかれて撮るのに難しさがありましたが最新機種はそんなことが少なくて簡単。
「撮れた!」という喜びは正直かなりなくなります。
物足りなさを感じるんですね。
ただ簡単に撮れるのは快感でもあります^^
ここ数か月ハヤブサやチョウゲンボウ、カワセミ他いろいろ撮っていたので気が向いたらまとめて記事にするかもしれません。
で、本日の記事は「久しぶりにヒタキを見た」という内容。
9/5の散策の内容です。
最近機材のテストばかりで山に行っていないなあ、ヒタキを撮りたいなあと思い続けていました。
最後にヒタキを撮ったのは。。。
6月頭。
県内の林道にキョロロ探しに行った時でした。
この時もキョロロは声だけでしたがこのあとはモチベーションがだだ下がり林道には行かなくなりました。。。
まだ秋の渡りの本格シーズンではありませんがとりあえず富士南麓のいつもの森から歩き始めました。
この森は9月半ばも過ぎると秋の渡りのヒタキ天国となります。
今時期はどうでしょう。
歩き始めるといつもの留鳥たちの声の中にクロツグミの声がたくさん聴こえてきます。
しかしクロツグミは難敵。
警戒心も強くすっきりとは姿を見せてくれません。
なんとか一枚。
幼鳥のようです。
旅立ちの前に木の実のたくさんあるこの森で栄養を蓄えていくんですね。
さて肝心のヒタキはというと。。。
コサメビタキらしきものを1羽、一瞬見ただけでおわり。
エゾビタキやコサメビタキが集まる頃には「チー チー」といった特徴ある地鳴きであふれるのでまだ時期が早かったということがわかります。
森の出口でエナガちゃんを一枚撮って退散。
この次は標高1200メートル前後の林道を1本歩きました。
ここでもクロツグミが100羽前後は集まって行動しているようです。
ですがちらちら樹上を飛び回っており撮ることは出来ません。
さてさて肝心のヒタキはというと。。。
実が熟し始めているミズキの木にやってきていました。
久しぶりのヒタキはコサメビタキでした。
なんだかすごく新鮮でうれしい。。。
これはキビタキのメスタイプでしょうか。
とても高いところで採餌しているので首が疲れましたがやっぱりヒタキ、出会えた時のうれしさは大きいですね。
アオバトが遠くに止まっていました。
アオゲラもすっきりとは姿を見せくれない夏の森。
富士山麓、どこでもソウシチョウがあふれまくっています。
この時期でもさえずりまくっておりどこもにぎやかでした。
カラフル王子。
青汁王子のようにすっからかんにはなっていませんよ。
しかし新しいレンズ、軽い。
カメラとレンズあわせて1キロぐらい軽量化されましたがもうらくちんらくちん。
最後にいつも行く公園まわりを。
下尾筒の美しさが自慢のゴジュウカラ。
なんかフィルターかかっちゃっていますが彼(彼女?)らしいポーズを一枚撮ることができました。
こちらはアカハラの幼鳥。
元気に飛び回っています。
アカハラもかなりの数が集まっているようです。
ミズキの木でヒタキを待ってみます。
これは。。。
キビタキのメスでよいのでしょうか。
さすがにこれはわかります。
キビタキです。
こんなところでこの日の散策は終了。
撮れ高はいまいちでしたが久しぶりの山歩きは楽しかったです。
今から秋のヒタキ祭りが待ち遠しい!(`・ω・´)
それではみなさまもよいヒタキライフお過ごしください。