ハワイの女たち その1 | 女性の時代です!− 健康と冨とフィランソロピー

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女性の時代です。男性に頼って生きていく事はと〜っても危ない。自己の健康を守って同時にきちんと冨も追求。そして、社会貢献も忘れずにね。女性の力って凄いんだよ。





ハワイには、その歴史に名を残した素敵な女性たちが大勢います。もちろん現代でも素晴らしい活躍をする女性たちがいます。

そんな女性たちを、これからこのブログ上で何人かご紹介していきたいと思います。




昔々、ハワイという王国がありました。そう、王様がいたんです。王様がいたという事は、王女様やお姫様もいたわけで。



今日はまず。。。。。
恐らくハワイの女性達の中で一番有名であろう、リリウオカラニ女王をご紹介。





本名は、リディア・リリウ・ロロク・ワラニア・ウェウェヒ・カマカエハ=ア=カパアケアリディア・リリウオカラニ・パキ

。。。。。。。。はっ?


長いっ、そして、  =   って何て読めばいいのよ~。





さて。略して(汗)リリウオカラニ女王は、ハワイ王国最後の王様、そして、女性で初の王位継承者です。お兄さんのカラカウア王の後を継ぎ、カメハメハ1世から数えて、8代目の王様となりました。


幼少より、西洋式の教育を受け、好奇心旺盛でお転婆な性格だったそうです。


金に黒いエナメルの柄が入ったハワイアンジュエリーは、イギリスのヴィクトリア女王から贈呈されたブレスレットを元に、リリウオカラニ女王が作り始めたそうです。


そして、音楽の才能にも恵まれたリリウオカラニ女王は、150曲以上の曲を書きました。その中でも『アロハ・オエ』はあまりにも有名ですね。




ですが、素敵なお話ばかりではありません。


サトウキビ産業にまつわる政治的な圧力をもとにアメリカ政府の勢力が強くなった議会に反発、ハワイの王権を取り戻そうと奔走しますが、アメリカ人実業家たちの反発に合い、1894年、リリウオから女王はイオラニ宮殿に幽閉され、ハワイ王国は滅亡しました。



そして1959年、ハワイはアメリカ合衆国の1州となりました。



ちなみに、イオラニ宮殿は、アメリカ合衆国で唯一の宮殿。










余生は、ワシントンプレイスというリリウオカラニの亡き夫、ジョン・ドミノスのお父さんが建てた邸宅に住み、ピアノを弾いたりハワイアン・キルトを作ったりしながら静かに暮らしていた、という事です。