おはようございます。
チームづくりアドバイザー、前川です。
とあるメンバーが私のところにやってきて
「これをやりたいんですけど、以前他の先輩に相談したらダメって言われました」
と言ってきました。
なぜその先輩はダメって言ったの?と理由を聞くと
「わかりません、その理由は聞きませんでした」
とのこと。
問題点が2つあります。
一つ目は「先輩が後輩に対してダメな理由を言っていない(または理解できるように言っていない)こと」
二つ目は「後輩が先輩に対してダメな理由を聞いていないこと」
さて今回は一つ目の問題点について。
昨日のブログでも書きましたが、リーダーの日々の仕事はお願いごとの連続です。
チームメンバーだって同じこと。誰かに何かをお願いしている場面が結構多いです。
ダメなものはダメ、で教えても構わないことを探す方がいまは難しいかもしれません。
ダメなものはダメ、という教え方をしていると、時を経て弊害が出てくるんですよね。。
いろんな弊害がありますが、そのうちの一つは、そういうふうに教えられたメンバーは後輩を育てられない。。。
理由を伝えながら教える、ということは簡単なようで、やり続けるのはいろんな手間がかかります。ただそれをやっていかない限り、後輩がなかなか育たず、結果チームが大きくなりにくい。
リーダーの仕事は、自身ができることと同時に、そういった伝え方教え方ができる後輩を育てていくことでもありますね。
頑張っていきましょう!