誰も教えてくれないインジケーターの正しい見方と使い方について今回はお伝えします。
インジケーターには
「ゾーン」で捉えるべきものと
「点」で捉えるべきものがある
▶︎ゾーンで捉えるべきインジケーター
移動平均線、RSI、ストキャスティクス、CCI、モメンタム等の各オシレーター...etc
▶︎点で捉えるべきインジケーター
「Pivot」(ピボット)、移動平均線の一部パラメーター
(例外的にストキャス、MACDは周期を活用して点で見ることはできる)
点で捉えるべきものをゾーンで捉えても上手くいかないし、
ゾーンが捉えるべきものを点で捉えても、意味がない。
■ゾーンで捉えるべきインジケーター
ゾーンで捉えるべきインジケータ
RSIのパラメーター1〜100の100通りで
30と70にタッチした瞬間の逆張りで
成功率の4年間連続60%以上はつけたものはなかった。
ゾーンとして捉えるべきものは
全て「それ単体では手法として機能しないもの」です。
30と70にタッチしたから逆張りをするのではなく、
あくまで「30以下は売られすぎ、70以上は買われすぎ」
とみられることもあるよ。
ぐらいの大きなゾーンとして使用するべき。
■点として捉えるべきインジケーター
ピボットは重要なラインと重なることが多いです。
ただ、ピボット自体は高値安値と同じで
「意識はされますが、それがどう意識されるか」によって精度が変わります。
ピボットの中で重要な数値は
間違いなく「R2/S2」
移動平均線はパラメーターによってゾーンとしても使えますが、
反応率が高いタイプの移動平均線は「点」として値動きを捉えることができます。
(※ただ、ピボットも移動平均線もどれが使えるのかを検証して見極める必要あり)
■正しいインジケーターの見方
あなたが今使っているインジケーターは
「点」にアプローチしているのか、
「ゾーン」にアプローチをするものなのかを考えてみましょう。
ゾーンで使えるインジケーターは
総じてフィルターとして使うべきであり、手法として使うべきではない。
バイナリーの場合にはいくらゾーンの捉え方があっていても
次のローソク足一本を捉えられないと、負けてしまう。
インジケーターを手法として使うなら、
「点」を捉えられるインジケーターが必要不可欠です。
今日はここまで。