海尊はドアを見つけた。
「こ、これはまさか異次元に続く扉?!」
アリッサ
「あんたバッカじゃないの?
変な宗教書の読みすぎ…なんじゃない、。」
海尊
「アリッサもさっき言ってたじゃん…。
なんか空調機器か物置なんじゃ、」
アリッサ
「開けていいのかしら?
」
―ガチャッ!―
そう言ったとたん海尊が開けていた。
アリッサ
「バカッ、勝手に開けないでよ!」
と言ってアリッサも中を覗きこんだ。
アリッサ「これ、まさか?
何処に出んの?秘密の通路なんじゃ!?」
海尊
「シェルターなんじゃ…、」
アリッサ
「ちょっと行ってみない!?面白ろそうよ。」
海尊
「うん、なんだろう、誰かいないかな?勝手に入って。」
アリッサ
「早くっ!」
明かりのついていた細長い通路を2人は先を確かめるため少し早足で歩いた。
その時であった。
通路の先から妙な音が、
何かの生物の鳴き声のような。
「-クゥー-」
2人は立ち止まり息を飲んだ。
アリッサ
「なんか熊かなんか凶暴な生き物を調教してたりして。
、悪の秘密結社。カルト集団か?」
海尊
「…なんか遺伝子操作されたクローンのようなっ、
訳ないだろ。」
2人は恐る恐る先へ進む。
曲がり角に差しかかりその先をそっと覗きこむアリッサ。
アリッサ
「あっ!!」
「-クゥーン-」
「昼のワンちゃんじゃないの!?」
海尊
「クッキーだったな、名前…。
どっから迷い込んだんだ。異次元空間かよ…。」
通路のずっと先は駐車場になっていた。
海尊
「…なるほどね、。」
アリッサ
「あ、しかもこの駐車場の前の道路、私たちの空華研究施設の裏手だわ。
まはんたい側なのね。広い施設ばっかだし。
」
―帰宅後
アリッサ
「結局クッキーついて来ちゃった。
サミト、飼ってもいい?というか勝手についてきた…
しばらく面倒みなきゃ、」
サミト
「まあ、飼っていけない決まりないけど。おとなしそうな犬だし。
猫は敷地内に勝手に住み着いてたりするねよね。
半分ペットにしてる職員もいるし。
ちゃんと面倒みるならしばらくならいいわよ。飼い主がいるかもしれないし。
迷子ちゃんなんでしょ。
ね、クッキーくん。」
その後、張り紙をするなど空華軍の迷子の子犬クッキーの飼い主の懸命な捜索をするが見つからず、
結局空華研究所に居着いて家族の一員となるのであった。
黙っていた海尊も内心嬉しそうだった。
アリッサはエデンアイオンのメカニックも兼任していて勤務が忙しく、クッキーの世話係は海尊が任せられることが多かったが。
海尊
「アリッサが散歩連れていっといてだって。」
―エデンアイオン
休日の犬編 終わり