<大相撲春場所>◇7日目◇16日◇エディオンアリーナ大阪
大関霧島(27=陸奥)が、過去1勝9敗の“天敵”隆の勝(29=常盤山)に敗れ手痛い5敗目を喫した。
立ち合いから突き放され、1度は土俵際で身をかわすも冷静に押し出された。「まっすぐに行くことしか考えていなかった。負けても次につながる相撲を取っていきたいという気持ちだった」。
体調自体は「元気ですよ」。リズムの悪さも「たまたま」というが結果につながらない。「気持ちを上げるためにもいい相撲を取るしかない。次につながる相撲のためにも、どんどん前に行くことを考えて土俵に立っている」と前を向く。
4月に65歳で協会の定年を迎える師匠の陸奥親方(元大関霧島)からは「何も言われていない」。横綱照ノ富士がこの日から休場となり、大関として場所を引っ張りたいところだが、「考えてないです」と自身の相撲でいっぱいだった。
陸奥親方の意見より音羽山親方の意見を聞きたいですね。
まあでも、霧島も人間ですから、こんなこともあろうかと思います。さほど心配することはないでしょうか。私も、心身ともに好調な時は、なにをやっても、成功します。人間ってそんなもんです。後半に強い霧島ですから、期待して見守りましょう。