7/11にイオンモールの第1四半期の決算が出ました。
想定より良かったようです。
国内、海外のモールの売り上げ回復が想定より良かったのが要因だそうです。国内はインバウンドの需要もあったようです。
これを受けて株価は一気に跳ねました。
イオンモール日足
約10%の値上がりで189円高で終わっています。
この株の問題点は以前にも記事にしましたが
営業利益率やROEがコロナ前の水準に全然戻っていないことです。
仮に前年比8%増益が今後続いたとしても
2024年2月期のEPS89.6を1.08倍して96.8です。
今期末の推定PERは21.3なので、もう良い所まで行っているように思います。
ROEは2024年2月期のROE4.5%に1.08倍して4.87%となります。
コロナ前は8%を超えていたので全然戻っていません。
イオンモール月足
2020年1月の高値は抜けてきましたが、2018年11月の2490円を超えるにはまだまだ時間がかかりそうです。
一般口座に1000株、特定口座に600株保有しています。優待の関係で1,000株持っておけば良いので、もし8月の配当取りで上がってくるのであれば一般口座600株は一旦売却することを考えています。
配当落ちで下がったところを特定口座で買い戻せば問題なし。
(一般口座の含み益を今年2,000万円ほど出す予定の一環)
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親会社のイオンの決算も7/12に出てました。
思ったより悪かったです。
決算の中身を見るとイオンモールとイオンフィナンシャルは増収増益でしたが、ウエルシアが減益、本体の総合スーパーが赤字転落となっています。
ウエルシアはタバコの販売を止めた店舗があり、売上が落ちたそうです。ポイント変更も影響があったとか。
食料品などのスーパーは依然黒字でしたが、衣料品や生活用品を扱う総合スーパーがだめなようです。
インフレで世界が変わったと思ったのはどうも間違いだったかも。衣料品はユニクロ等の専門企業が強くその流れは変えれないようです。決算説明書にはマイナポイントが今年は無くなった影響もあると。
今日、近辺で比較的大きなイオンに行ってきましたがテナントにかなり空きがあります。入ってくれるお店もなかなか無いようで今後も苦戦しそうです。ただ、生鮮食料品の売り場は大賑わいでした。決算の内容をよく反映していると思いました。
イオンは当面大きく上昇は期待できないのと、明日はかなり売られそうです。