いつかの空
最後にお世話をしたのは19歳の老犬。
母の真骨頂をみることとなる。
お世話の行き届かない
室外犬の噂を聞きつけ
居ても立っても居られなくなり
お水とご飯を届けるようになる。
この犬のことは
前から知っていたので
放ってはいられなかったようだ。
初めてご飯を届けた日
私もついていった。
この選択
正解なのかな…と
夏空を見上げたら
スヌーピーの形の雲があった。
「正解」の意味かな?(笑)
カラスにご飯を狙われても
追うこともしない。
逆に突かれたのかな?
という傷もあったり。
雨の日も風の日も届け続け
季節が過ぎ、雪が積もって
届けるのが大変になったある日
とうとうこう言い出す…
「連れてくる」
この件に関しては
言い出したら聞かないよね…(笑)