動物と暮らす 4 | ∞∞おかげさま∞∞

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心に浮かんだこと、感じたことを忘備録的に。
どなたかのお役に立てたなら幸いです。

いつかの空





10歳頃からはいつも猫がいた。



兄弟げんかをして
母に叱られていると
足元でニャーニャー鳴きながら
ゴロンゴロンと大袈裟にひっくり返っる…


ピリついた雰囲気の中

空気を読まないその行動を
全員が横目で見て

フフフからアハハになって
全てがチャラになる。

何度も何度も

助け舟を出してくれた子がいた。



お土産にスズメや蝶を持ち帰る子も。


私たちのために

持ってくるとわかっていても

ありがとうと褒める前に

悲鳴とともにお土産を助けることが

最優先になってしまったっけ。




電話で長話をしていると
ものすごく大きな声で鳴き始める子も。


あれはいったい

どういう意味だったのだろう?




風邪で寝込んでいると

いつもはそんなことは絶対しないのに

枕元で寄り添ってくれたり。




最近では殆ど居なくなったけど

庭先に遊びに来る猫たちにも

本当に楽しませてもらった。


その猫たちが遊んでいた空き地に

今春、家が建つ。


大きな葉っぱの陰で

上手に涼をとっていたな…



思い出の景色が変わっていく。