小学生時代、ゲーセンで私にＳＴＲＥＥＴ ＦＩＧＨＴＥＲの必殺技を伝授しながら仲良くなった20年幼馴染のジョンギュが去る5月、結婚しました。
「5月のブライド」という言葉もあるほど、韓国で5月は結婚の月とも言われますが、日本もそうですか？
もう5月で2回目の結婚式の司会を任された私、大切なチングの一生一回きりの結婚式（今じゃ一回でもないのか；；；ｗ）の司会ってとってもとっても光栄なことではありますが、入社3～4年目でそろそろ結婚という人生の新しい道（過酷な道？ｗ）を歩み出すチングが増えていくと何だか不安も感じます。私って司会役だけ任され、自分は結婚できない男に残される悲しい運命なのでしょうか？？？＞＜
新郎新婦ほど緊張してばたばたしてたらあっという間に結婚式は20～30分あまりで終ってしまい・・・。場内の人はまさに引き潮のように食堂に引いてしまい、私はしばらく突っ立ったままぼーとしていました。何分後、気が付いたらまた次回の結婚式のお客さんが押し寄せてくるのではないでしょうか？
幸いに運命の人にようやく出会い、二人は厳しい状況の中でも結婚を決める・・・ しかし、結婚を決めた時から韓国で結婚式は「戦争」になります。
お家を買ってこなければいけない新郎、家財を買ってくる新婦・・・。親の支援がなければお家の貸切金さえ整えられない厳しい現実の中でお家の準備と「エアコンは買わない？冷蔵庫はもっと大きなものを買ってこないか？」などその中で出てくる葛藤・・・
このように何ヶ月もいざこざと準備してきた結婚式はわずか30分あまりで終ってしまいます。30分も待てず、式も見ないで食堂に向かう人も沢山・・・-_-;;
「結婚式のための結婚式」「写真を撮るための結婚式」「見せるため、知らせるための結婚式」・・・
この韓国の結婚式の文化のため、結婚が近づくと新郎新婦は全く関心がなかった同窓会にも出席、同級生にも連絡、友達の友達、知り合いの知り合いへまで結婚式の招待状を送りまくります。何故かというと、結婚式をなるべくわいわいとしてみせたいし、それが祝儀もどんと入ってくるからです。
形にはまった情けない韓国の結婚式、皆さんどう思いますか？
何年か前も韓国の結婚式文化について記事を発信したことがありますが、幸いにも韓国でも最近「結婚式を充実にしよう！」という考え方が広まっているそうです。日本のように親戚と仲いい友人同士で長い時間楽しむ結婚式が増えているという・・・
私、いつ結婚できるか分かりませんけど、新婦とお客さんへのギター演奏や祝歌、祝詩など、いろいろ楽しんでもらえる結婚式のプランが既に完成！！ できるかな；；；ｗ
とにかく！ジョンギュ、結婚おめでとう！ いつか俺、結婚できるんだったら司会頼むぞ！＾＾