ここまで恐怖すぎるのか?アルコールの罠 | 壮絶体験記!精神疾患オヤジの躁鬱病雑記

壮絶体験記!精神疾患オヤジの躁鬱病雑記

精神疾患を発症して30年のオヤジの雑感。
もしかして役立つ情報があるかも。

アルコール依存性の薬をご存知だろうか。

アルコール依存性と言えばタチの悪い酔っ払いのように見える。しかし、単なる酔っ払いではない。立派な精神疾患なのである。

さて、依存性にもいろいろな種類があるか、危険な依存性と言えば薬物依存性をイメージするだろう。

薬物の中には違法となるものもあるし、使った末が恐ろしい結果になることも知られている。メディアでも確認が可能であるが、非常に恐ろしい写真を見ることが可能だ。

ちなみに、アメリカのとあるサイトにはヘロインを使う前と使った後の写真が対比されているものもある。若い人が数年で老人のようになるのが分かる写真。印象は強烈だ。

ところで、このような薬物であるが、どうやら1回味わってしまうと脳は死ぬまで忘れないらしい。そして、このことは死ぬまで薬物依存が治らないことを意味している。

なお、このことは開放病棟の入院中に習った。病棟内で疾患に関する講義が行われていたのである。

そこで本論、というかここで書きたいこと。

アルコールもドラッグの1種であることをご存知だろうか?

確かに一般にはそうは思われていないだろう。酒屋でドラッグを販売しているなどとは誰も思わない。というか、ドラッグを販売している、などと言ったら「営業妨害だ」とクレームが来るに違いない。

しかし、この考え方は精神科医から習ったこと。医学的な観点からはドラッグに類するものであるようだ。しかも、依存性は非常に高いと聞く。

実際、自分が入院した病院には酒が原因で入っていた人がいた。その人は死んだらしい。50代半ばだったと聞く。アルコール依存性は死ぬ病気とも聞いていたが、それが再確認できた事件だった。

また、アルコール依存性の自助会のメンバーであっても誤って酒を口にしてしまい、それがキッカケになって酒の深みにハマってしまったケースもあるらしい。

他にも、ある臨床心理士が調査した結果だが、アルコール依存性の患者の平均寿命は50代半ばとも聞いたことがある。はっきり言って短命だ。

非常に厳しい。

いずれにせよ、酒は付き合い方に十分な注意が必要となるだろう。自分も生ビールが好物だが、注意は必要であることを知っている。

酒は肝臓を壊すだけではない。精神も壊すことを覚えて欲しい。社会的な立場などの問題もあるだろうが、生命の問題であることも知って欲しいと思う。