FR-55 (FERNANDES) | Naka** 趣味のBlog

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前回に続き、またまたフェルナンデスのギターです。

ST-55っていうモデルでカラーはMTV(Metalic Violet ?)
光の状態によっては紫に見えたり、紺にも見えます。なかなか見栄えはいいです。

ジャンク品でジャック破損、ボリュームノブにガタつき有りという条件つきで落札しました。
リサイクルショップでの出品ですが落札の際、どうも社内の人か出品者の別IDで入札金額を上げてくる(- -;) 他の出品でも同じIDが入札してる。怪しいなぁ。。。

まぁ、無茶な価格にまで跳ね上がらなかったし、自分も価格に納得して落札したので結果オーライですが。



1991年のメーカーカタログ。20年以上も昔に販売されていたんですね(^ ^;)


早速ボディーからネックを外しました。
意味不明な番号がスタンプされていました。。。


ネックは順反り状態だったので、調整ました。
SFR-50は十時のドライバーで回すタイプでしたが、このFR-55は六角レンチで回すタイプでした。


そしてフレット磨き。
下の画像のようなものを使って、指板に磨き粉がかかって削れないようにします。
磨き剤は、クルマのボディ傷落としのものを布に塗布、ゴシゴシしました。


右から5本目までの金属を磨いたところですが、画像では光沢はわかりずらいですね(^ ^;)


ひたすら磨きをかけ、今度はローズウッド指板についた前オーナーの手垢を落とすべく、オレンジオイルをベッタリと塗りたぐり、汚れを浮かせて拭き取りました。


ボディの清掃もして組み付け。
ジャック破損といっても固定するプラスチックが割れてただけで、機能は問題ないのでそのまま放置w
ボリュームのガタつきはボルトを締め付けるだけで簡単に修理できました。
最後に弦を張ってチューニング。しかしこのトレモロ、FRT-8というモノがついているのですが、弦の端を切断せず取り付けられるのはいいものの、弦の種類によって巻き弦のヨリ戻し部分が長いとブリッジに干渉してしまいます。
赤い○印の部分ですが、これでは弦の振動が悪くなり、音に直接影響してしまいます。
仕方ないので6弦だけ別の古い弦に戻しました(汗


これで何とか弾けるギターに復活させました。
サウンド的には、そんなに立派な機材がないので何とも言えませんが、普通ですかねw

ただ、リアピックアップがボリュームをタップするとハムバッカー/シングルコイルに切換可能なので面白いです。
シングルのサウンドとしては???な感じもしますが、これ1本でサウンド切換ができて便利なギターです。
自分が若い時にこういうのがあれば良かったのに。