FR-65 (FERNANDES) | Naka** 趣味のBlog

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まだまだフェルナンデス製のギターネタは続きます。それも同じFRシリーズw

で、今回紹介するのはFR-65というモデルになります。


なかなかカッコいいです。
ピックアップはフロントとミドルにツインブレードのVH-7。
これ、シングルのサイズですがハムバッカーです。
リアはハムバッカーのVH-8、カタログに記載ではVH Pro Soundで武装されたパワー志向という事です。
トレモロはFRT-4を搭載。これ、メタル向きだなぁ!
FRT-4はファインチューニングするネジが後方にあるので、ボディ本体にザグリが掘り込まれ、ちょっとダサイし操作性も良くない感じがします。
↓この部分です。



当時のカタログ。これも1991年。
色は真ん中のPSってやつです。Pink? Purple? Sunburst の略でしょうかね。



相変わらず解読不明な刻印が。。。


で、これはネックが酷い順反りでした。
弦高が高くなってしまい、とても弾きづらかったです。
ロッドカバーを外し、○印の部分を回して反りを調整します。
これもまた、SFR-50・FR-55とは違い、ヘッド側で専用のツールでないとボルトを回せませんでした。ボルトのサイズも確認せず楽器店で間違った7mmサイズを購入してしまい(汗)、後日8mmサイズだと知り未開封のままだったので交換していただきました。イ○バシ楽器さん、ありがとうございました。


(画像は既にフレット磨き・指板とヘッドまわりのクリーニングを済ませた状態です。)
反りが酷いという事もあり、ロッドは目一杯回しきりました。
ロッドを回すツールもバーが曲がってしまう程で、力いっぱい回すと破損する危険性があります。危ないので程々に、って事ですね。
それでも若干の順反り。でもまぁ許容範囲内という事で問題ないでしょう。
これ以上反ったらおしまい。ボルトの間にワッシャーでもかませば何とかなるかな?

続いてボディの傷を目立たなくする作業。
まずは試しにボディ裏面から。



まぁ、こんなものかな。



そしたら表側を。。。


目立たなくなりました。
ちょっと傷が深かったので、完全には消せませんでしたが、こんなもんでしょう。

早く弾いてみたい、そんな思いで組上げ、弦交換しました。
FRTのトレモロは弦の端を切断してロックするのでちょっと面倒。その後のチューニングもアーミングして弦の延びをまた修正しての繰り返し。でも激しいアーミングをしてもチューニングは狂いずらいので良いです。

音は、やはりパワーがあってよく歪みますね。迫力のディストーションサウンドが楽しめます。
弾いていて気持ち良くなります。
ディストーションの具合は、アンプの性格も影響すると思うので何とも言えませんが、とにかくパワー重視です。