Z750FX:その6(最終回) | YBR125で行こう!

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ブラジル産まれ、中国育ち、欧州向けの世界戦略車、YBR125!,
22台目のマシンに選んだYBR125に関するあれこれを書き込むブログです。

土曜日は帰宅後、YBR125を雨に濡らしてしまい…
空けて日曜日は朝から雨だったな…
途中から晴れたので、午後になってからV7でオデケケ!(笑)
太陽の当たり方によっては、自家塗装したヘルメットと、タンクの色がシンクロするのだっ!(笑)
 
FROG PITで鶏からチキンカツ定食。
食後にケロンソーダに渦乗せてみた!
さて、アイスブレイクはこれくらいにして…

今回はフロントフォークの改造をして行こう!
キットのフロントフォークは長いのだ…
z750Ltdと呼称してしまいたくなる程に、長いのだ…
 
ここはフロントフォークを3~5mm程度詰めるのだが、通常の技法でやるのであれば、0.5mm程度の穴を空けて、長さを詰めたインナーチューブと0.5mmの針金で接続するのだ。
 
駄菓子菓子!
今回は新技法を試してみたぁ~!(笑)
左がインナーチューブを切断したてのボトムケース。
右が今回の新技法、インナーチューブの太さの穴を空けて、インナーチューブを挿し込むのである!
 
最初は0.5mmの穴から始める。
通常はこの時点で針金でインナーチューブと接続するのだが…
 
どんどん、穴を拡げて行くのだ!
そして最終的には右側のサイズまで穴の径を拡大するのだ~
 
この様に、ボトムケースにインナーチューブを挿し込める径の穴を空け、インナーチューブを接続するのだ。
この方法、初めての試みではあるが、実車の接続方法に極めて近く、フロントフォーク周りのリアル感が格段に向上するぞぉ~!
更に、針金を仕込んで接着する訳では無いので、組んでいく過程で詰める長さを調整できるのだ。
これは良いぞ!?(笑)
 
上がノーマルの長さ、下が新技法でインナーチューブを詰めた物である。
Jokerの好みとしてはトップブリッジから三又迄の距離と、三又からボトムケースまでの距離が、1:1であるのが美しいのである~!
この写真では3㎜詰めているが、最終的には4㎜詰めたぞぉ~!
 
さらに、さらに、フロントフォークの上部と下部を分けて接着できるので、とても組み立て易くなると言うメリットもある。
特にフォークスタビライザーの接着は、フロントフォークの上下が繋がっている状態では難しいぞぉ~?(笑)
 
で、最終的に三又下を4mm詰めて接着した!
うむ、良いバランスだ!(笑)
 
フレームに取り付けて、全体のバランスを確認する。
今回はプロポーションを大胆に変更してみたぞぉ~!(笑)
フロントは4mm落とし、リアはサスペンションの取り付け位置変更で6mmアップさせているのである~!
これで、フロントが4mm長く、リアが6mm低かったら…
ジャメリカン・アライメントになってしまうのだ。
 
バイク乗りなら分かるだろぉ~?
キャスター角が立ってクイックに良く曲がりそうだろぉ~?
リア・サスペンションがレイダウンしてて、踏ん張りが効きそうだろぉ~?
このプロポーションこそがJokerのイメージにあるZ750FXなのである。
実車でここまでもって来るには、それ相応のコストが必要なのだが…
プラモデルであれば簡単に実現できてしまうのが魅力だぞぉ~!
 
さて、小物も進めておこうか…
メーターである!
Z750FX(ZⅡもそうだが)のメーターは光沢のあるブラックの砲弾型二眼メーターで、中央の接続部はプラ製なのでセミグロスブラックなのである。
 
その、中央部に各種インジケーターランプが並ぶので、インジケーターランプを塗り分ける為に、0.2mmに細切りしたマスキングテープをペタペタ貼って行くのである~
 
で、塗り分けた結果がコチラ~!(笑)
インジケーターランプ類はシルバーを下地に塗装し、その上からクリアーカラーで重ね塗りするのだ。
上から…
・ハイビーム(クリアーブルー)
・ニュートラルランプ(クリアーグリーン)
・オイル警告灯(クリアーレッド)
・速度警告灯(クリアーレッド)
・キーホール(シルバー)
・ウィンカーインジケーター(クリアーオレンジ)
…となる。
 
トップブリッジは反射を抑えたセミグロスブラック。
トップブリッジ下のハンドルは使用せず、トップブリッジ上のハンドルをチョイスした。
 
もう少し、小物を作って行こうか…
ここで更なるカスタムパーツを投入するぞぉ~!
ハイキューパーツから販売されているメッシュワイヤーを使用してブレーキホースを再現するのだ!
 
付属のビニールチューブにシルバー下地でクリアーブルーを重ね塗りしてアルマイト製のバンジョーボルトを再現し、メッシュホースを繋いでブレーキラインの完成だ!
 
フロント側もブレーキラインを再現するぞぉ~!
そして、そして、ストリップ・モデルの完成である。
 
フロントから見た時のハンドルの「垂れ角」が拘りのポイント。
ブレーキ、クラッチのレバー類の角度、バックミラーの角度なんかもセパハンのバイクに乗った事のあるライダーならではの拘りなのである~(笑)
 
マフラーはKERKERメガホン。
実際のKERKERメガホンは、ステンレス製なのだが…
ココは「もしも」要素で、スーパーチタン2でギラギラしたメッキシルバーでは無く、渋いチタンの輝きを放っているのだ!
こんな「もしも」もプラモデルならではである。
実際にKERKERにワンオフでチタン製メガホンを発注したら…?(笑)
 
オイルクーラーとクランクケースもメッシュホースで繋いだぞぉ~!?(笑)
ちょっと浮いて見えてしまうのなぁ~
 
外装も取り付けてみたが…
マフラーが地味だなぁ~!?(笑)
チタンの渋い色味がマフラーの印象を控えめにしてしまっているのだ…
これならギラギラステンレス塗装の方が良かったか?
 
と、言う事で…
KERKERメガホンに対して更にあり得ない加工を施してみた!
チタンの青やけである~!(笑)
スーパーチタン2の上からクリアーブルー、クリアーレッド、クリアーイエローを細吹きして焼き色を表現してみた。
クリアーブルーとクリアーレッドの境界線は紫のグラデーションに、クリアーレッドと、クリアーイエローの境界線はオレンジのグラデーションになるのだ!
 
美味しく上手に焼けましたぁ~!(笑)
 
うむ、これにてZ750FXの完成である!
今回の記事は初心者向けでは無いので、細かい部分は相当に端折っているぞぉ~?
主に改造を施した箇所を中心に記事化したに過ぎない。
 
それにしても、あれだけプロポーションを変更して、ようやく普通に見えてしまう辺り、アオシマはやはり難しいキットなのだなと痛感させられる。
 
Z750FXも後日、屋外撮影しようと思う。
江の島辺りのヨットハーバーや夜の第三京浜辺りでロケしたいな~(笑)