前回までのテーマは「丸付け」について、でした
【功罪を考える】丸付けを自分でやるということ(その1)【功罪を考える】丸付けを自分でやるということ(その2)このシリーズ、自分自身で熱くなりすぎるので(つまり書きすぎる)、注意しないとね…
さて、これは働いている講師のメンバーにもいつも問いかけて賛否両論なんですが、みなさんはどういった環境で勉強していますか?
・自分の部屋で音楽をかけながら
・図書館にこもって/塾の自習室を活用する
・喫茶店やファストフード店に入って
音楽を聞きながら学習することの功罪は別の機会においておくとして、学習環境をどこに置くか
それって結構重要でありながら、人によって様々な答えがあると思いませんか?
しかもどこでやろうとも「勉強している」のであれば、問題ないわけですし
今回はこんなテーマで議論を行ってみたいと思います
静かなところで勉強したい
そういう願いの人は多く、またそういう子どもも多いのが現実です
おそらく小さいときから「勉強するときは集中して」「しゃべらないでちゃんとしなさい」などの声掛けをされて、勉強に打ち込んできた経緯があるのだと思います
それはそれでまったく間違ってはいませんが、少し疑問が残るところもあります
例えばテストの時
開始の合図とともに同じテスト用紙に向き合い、同じようにペンを走らせていきます
さらさらとペンを動かせる子もいれば、1問1問じっくりと考える子もいるでしょう
こういった環境の際に、静かな場所ばかりでやっている子は必ずと言っていいほど「プレッシャーを感じた」と私に報告をしてくれます
今まで雑念のない中でやっていたのに、急に自分と同じ事柄を、違うスピードで取り組む子が出てくると、焦りが生まれるんですね
また、やっている最中に消防車やパトカーのサイレンや、部活動の声など、普段意識していない音に対しても敏感になることがあります
大体そういう時は全力を出し切ったと言える結果でないことが多く、また結果そのものに不満を抱いていしまうこともままあります
別に騒がしいところで勉強をしなさい、とか自分自身も騒ぎながら学習を進めなさいと言っているわけではありません
騒がしかろうがなんだろうが、集中すべきところでは自分自身の世界をもって学習に打ち込むことができれば、上記のような不測の事態やいつもと違う事態でも対処可能になるわけです
私もよく言いますし、また週刊連載の漫画でもよく話題に挙げられていますが、「ゾーン」という状態に入ることをするために、学習環境を整えることはよくあります
静かな環境で、自分自身が研ぎ澄まされているような感覚を持つことで、テストの際に疑似的にでも本格的にでもその状態に持っていくことができるようになることが、大事ですね
ちなみに、私自身はどうなのかと言われると、騒がしい場所(人が大勢いる場所)で集中して学習することが好きだったりします
人に「あの人勉強がんばっているわ」と思われることが快感になり、より集中した状況で学習に打ち込めるようになるという心理状況になっていると言えるでしょう
なので、テスト開始直後なんかはあえて問題全体を見渡し、「みんな焦って解いてるわ」と冷静に周りの状況を感じた上で解き始めたりするわけです
それがいいかどうか、と言われれば、パフォーマンスが大きく崩れることはありません
自分自身の努力・準備の量と結果はほぼほぼ比例関係で出てくることとなります
いろいろな人がいろんな学習方法を持っていると思いますが、本番に全力を発揮することもまた努力の1つです
ぜひ、今までやってみたことのない環境での学習も、体感してみてはいかがでしょうか
※ちなみに、周りが騒がしいところでいきなりやると、集中できない人もいるかと思います
その時は耳栓などして、周りの音をシャットアウトしながら、そういった環境に身を置いてみるのも一つかもしれませんね
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今や週刊少年ジャンプで爆発的な人気を博している漫画です
この漫画がきっかけで「ゾーンに入る」ということに興味を持った人も多いのではないでしょうか
漫画はやはり漫画であり、現実離れしているものではありますが、参考にできるポイントはちりばめられていると感じます
- この法則でゾーンに入れる! ―集中「脳」のつくり方/朝日出版社

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脳科学者の見地でゾーンの解説がなされています
この本も参考にしてみてはいかがでしょうか