ハーイ! ソラです
カメラを向けられても、顔を背けない程だるい
「何か用?」と思いながら見つめてる
今日の夕散歩は小雨の中
坂道の途中で用を済ませたから・・・
坂を登り切ったら、すぐに帰りたかったよ
雨あしが強ければ・・・
私と父の考えは一体
すぐに切り上げて引き返すが・・・
今日のような小雨では、
父はいける所まで行こうと、
グイグイと私を引っ張る
私は私で、帰りたい気持ちの方が大きいから、のろのろと歩く
道半ばの、東大演習林の前まで来た時に、
父に感じる所があったらしく、私に声がけ
「ソラちゃん帰ろうか?!?」
それを聞くや否や、待ってましたとばかりに、
軽快に歩き出したよ
「そうか、帰りたかったんか?」と父は得心したようだ
私は雨が嫌い
強く降ろうが
弱く降ろうが
そんなことは関係ない
ともかく、水に濡れるのが嫌いなんだよ
いいかげんわかってくれよ!
家に戻ってから、雨の当たらない、お勝手小屋の前で、
父が庭ゴミを、秩父市専用のゴミ袋に詰める様子を見ていた
すると・・・
大きなポリ袋に張り付いていた、
5センチほどの生き物が目の前に落ちた
ヒルかミミズか?
身体を伸縮させて、這って移動を始めた
しばらくすると、不快そうに体をモジモジト小刻みに動かした
突然線香花火のように、何かを振り払うように激しく動かした
それを何度か繰り返したらアルファベットのOの字のようになった
もうほとんど動かない
連絡を取り合った小さなアリが近くでうごめいていた
蟻酸にやられたか、痛痒さに悶絶したか?
何だか可哀そうだったなあ~~
私は犬でよかったよ・・・