14号お気に入り曲は、ワーク・ソング | 情届士洋山(じょうかいしようざん)の日記 アンチエイジング、ガーデニング、時々人情話

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情届士洋山は第二の人生名。「世のため人のため」「人様に喜んでいただく」がモットー。
バラの育成、浪曲の口演、トイプードル・ソラの心、etc。

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JAZZ耳養成マガジン第14号のお気に入り曲

 

 

 

 

 

「ワーク・ソング」

 

 

 

 

この曲の主役は、ナット・アダレイ

 

 

 

 

作曲者にして、コルネットの演奏者

 

 

 

 

アルトサックスの、キャノンボール・アダレイの弟だそうだ

 

 

 

 

キャノンボール・アダレイは私の好きな演奏者

 

 

 

 

その音質は、やや低めで、心に沁み込む音色

一度聞いたら忘れられない

 

 

 

 

ナットはコルネットにミュートをつけて演奏

トランペットより柔らかい音色が、更にソフトになっている

 

 

 

 

そして、コール・アンド・レスポンス演奏がこの曲のみそ

始めと終わりにたっぷりと聴かせてくれる

 

 

 

 

軽妙洒脱な演奏で、曲の乗りの良さを際立たせている

 

 

 

 

レスポンスを担当したのが、チェロ演奏者のサム・ジョーンズ

 

 

 

 

その応答が、なぜかぎこちない音に聞こえる

 

 

 

 

ベースでもない!

ギターでもない!

 

 

 

 

一体なんだ?

 

 

 

何とチェロを指ではじいて音を作り出したと書かれていた

 

 

 

 

何となくぎこちない感じが分かった

 

 

 

 

本来は弓をこすりつけて音色を出すのだから、

弦を押さえる指の運動がスムーズ

 

 

 

 

それが、右手の指ではじくとなると、左手の押さえる指も、

いつもと勝手が違う!

 

 

 

 

その勝手違いが、私にはぎこちなさに聞こえたのだろう

 

 

 

 

 

解説の後藤氏は、ピアノのボビー・ティモンズを絶賛している

 

 

 

 

ベースやドラムスのリズムに対し、ためのある演奏で・・・

黒人ジャズの特色を良く表しているという

 

 

 

 

 

この辺は私はあまり詳しくないので・・・

でも、ノリの良い心地良い演奏はよく分かる

 

 

 

 

ギター好きの私は、ウェス・モンゴメリの演奏にも心惹かれる

 

 

 

 

全体を通して、あまり表に出過ぎないように、

味わいのある色付けを行っている

 

 

 

 

 

パーシ-・ヒースのベースもリズムが的確で、

 

 

 

 

ルイ・ヘイズのドラムスも、コール・アンド・レスポンスでよい味を出している