JAZZ耳養成マガジン第13号
一番のお気に入り曲は、「サマータイム」
演奏のメインは、チャーリーパーカー
アルトサックス
これより低い
テナーサックス
さらに低い
バリトンサックスなどがあるが・・・
通常考えると
音が高くなるほど
音の質量感は、軽くなるはず
ところが、このサマータイムでは
深く、こくのある音が、身体に沁み込んでくるから不思議
振動で音を発する、リードというものを取り付けて演奏
ネットでよく売られている商品を見ると
2.0~3.5の範囲のものがあり
数字が大きくなると、リードの値段も高くなる
推測すると
初心者は、数値の低いリードからの方が、音を操りやすい?
ジャズ耳養成マガジンに登場するアルトサックス奏者達は、
みんなプロ中のプロ
その中でも、チャーリーパーカーは
硬さも、厚みのあるリードを、巧みに演奏したと言われている
(後藤雅洋氏の解説)
この曲の演奏は、パーカー節と言われる装飾音は極めて少ない
あの有名なサマータイムのメロディーを
スローテンポの演奏で忠実に再現
それでいて、人の心を打つのだから
さすがは、チャーリーパーカーだと感じ入ってしまう
リズムセクションも実力者ぞろい
スタン・フリーマン(ピアノ)
レイ・ブラウン(ベース)
バディ・リッチ(ドラムス)
それに加えて
オーケストラのバック演奏が重なる
他の曲に比べて、演奏時間は少ないが
ゴージャスな気分に浸れる、名演奏だ!