以下、こちらのサイトより引用
欲望とは、欲しがる心です。
お金が欲しい、物が欲しい、
美味しいものが食べたい、好きなことがやりたい、
男が欲しい、女が欲しい、
愛されたい、理解されたい、認められたい、他人に勝ちたい、
と限りなく求め続ける心です。
仏教では「貪欲」といわれ、
108の煩悩の中で最も恐ろしい三毒の一つです対処を誤ると、人生を棒に振ることになります。
‥‥
欲望には以下のような3つの恐ろしい特徴があるのです。
特徴1:他人よりも自分優先
この欲望の特徴として「自己中心的」
ということがあげられます。
仏教では、「我利我利」といいます。
「我利我利」とは、我が利益、我が利益と書くように、
自分の得しか考えていません。
特徴2:満足を知らない
「欲を少なくして足るを知ることが大切」とか、
「ほどほどで満足したらよい」とか言いますが、
実際に満足することはできません。
具体的に考えてみれば分かります。
食欲に「これで満足した」ということがあるでしょうか。
美味しいものも、初めてのときはいいのですが、
2回目3回目と回数を重ね50回目くらいになってくると、
別の美味しいものが食べたくなります。
満足できないのです。
色欲も、好きな人と、最初に手がふれたときにはドキドキするのに、
手にふれるだけで数十回目になってくると、
少しは進展しないと焦ってきます。
関心が別の人に移ることはあっても、
色欲に「これで満足した」ということはないのです。
財欲でも、自分の収入は「これで十分です」
という人がいるでしょうか。
「もちろん仕事のノルマは達成しますが、
給料は今の2/3でいいです」
という人がもしいれば、きっと会社に喜ばれますが、
実際には少しでも楽して収入を増やして欲しいと思っています。
「これで満足した」ということはありません。
欲望にはきりがないのです。
‥‥
特徴3:なくすことができない
では、欲望はどうすればいいのでしょうか。
よく、欲望を抑えたり、なくすことを教える人がありますが、
仏教では、私たち人間は「煩悩具足」と教えられています。
「具足」というのは、それでできているということで、
100%煩悩の塊ということです。
雪だるまから雪をとったら何も残らないように、
人間から煩悩をとったら何も残らなくなってしまうのです。
つまり欲はなくせないのです。
欲望をコントロールせずに幸せになる方法
仏教では、欲望などの煩悩は、苦しみの「原因」と教えられているのですが、
苦しみの「根本原因」は、煩悩ではなく、別にある
と説かれています。
その、苦しみの根本原因をなくせば、
煩悩あるがままで煩悩即菩提
煩悩がそのまま喜びの元となる、
絶対の幸福の身になれるのです。
その苦悩の根元は何かということは、仏教の真髄ですが、
メール講座と電子書籍にまとめてあります。
『満たされない欲望を知る』
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