うちのクラブチーム、練習試合だけでなく、どんなカップ戦でもリーグ戦でも、全員出す方針のようだ。

日曜日に上級生ママから聞いた。



優勝に手が届きそうな時でも、ここぞと言う時にベンチメンバーを出す。それで優勝できる時もある、そんな時は感動だけど、そうでない時もある。小さなカップ戦でも、子どもたちはタイトル欲しいよね〜、、、

必ず全員が試合に出られるから、みんな着実に上手になっていく。その代償に、上手い子が去っていく事が多いそう。

クラブチームが勝ちより育成と掲げるのは良い。けどそれは、運営の為でもある。

育成と言うと聞こえが良いし、遠征もみんな出られるから参加率が良く、収入にもなる。
でも、ボトムアップは出来ても、サッカーが何より好きで、人の何倍もボールを蹴ってきた子達の、勝ちたい!といつ思いが報われない。

ここぞ!!と言う時に、え、、、というメンバー交代。拍子抜けするだろう。

子どもだからって、真剣勝負なのだ、
ここに、ものすごい違和感を感じる。

上手い子達は多分、上手い子から順番にメンバーを埋めたい。その方が、勝ちが近いから。勝ちたいから日頃練習しとるんだし。

しかし、そうでない真剣でない子達も、ピアノと英語の合間に身体を動かしに来ている子達も、事実毎月の運営費を払って、試合会場まで来るわけだから、試合に出る権利はある。

このチームのやり方はある層にはハマり、他チームで試合に出られなかった子達が、どんどん移籍してくる。

そして、一定の人数を超えると二チームに分けるのだが、その分け方もミックス。
例えば、DドリームとSスターチ勇気だ。ABじゃない。優劣がない。

この方が保護者からクレームも出ないだろう。お金も儲かるだろう。こういうビジネスモデルなのだろうか。

実は日曜日の練習でコーチに、息子は別メニューを一人でやらされていた。今まで、2つ上の学年とプレイしていた息子にとって、自分の学年とその下の子達に入ってやるって、厳しいものがある。

そのコーチは息子をとても可愛がって下さるので、息子に別メニューをさせてくれていたのたし、それを黙々と1人でやっていた。

そして練習後コーチが、息子をホントは上とやらせてあげたいんだけどなー、1人でももうちょっと出来る子がいれば、可哀想じゃないんだけどなぁ、と。

可哀想と聞いて、とてもショックだった、やっぱりそうか、、、

大海原を航海していた息子という船を、水たまりに浮かべたような、なんか悲しい気持ち。

3年間、毎日毎日、パートしてアスリートご飯作って、送迎に奮闘してきた母の心に、コーチの
『可哀想』と言う言葉が、刺さった。


マジでどーしよ、、、

環境を変えたい。この一年、息子の成長の機会を奪った気がしてならん、、、

昨日のブログで、無駄はない!回り道も必要と書いた舌の根も乾かぬうちに、心境の変化、、、

このチームで息子は強くなれるんか??
自分の選択が、嫌になってきた。

負けたくない、
勝ちたい。

その純粋な気持ちが、育成と言う名のビジネスで汚されて行くような気さえする。

チームメイトは選べない。

『勝ちに行く子は、どんどん強くなる、なぜなら勝ちたいから』


だから、勝ちに行くチームです!とか、育成のチームです!とか、ホームページに書いて欲しい。


育成第一、みんなで楽しく!と謳いながら、強い子だけ育つような仕組みのチームは沢山ある、


逆に、サッカー本気の子、集まれ!とか言いながら、がんばらなくても試合に出られるチームもある。


色か何かでパッと見てわかるようにして欲しい。

赤、勝ち

ピンク 勝ち、時々育成

青、育成

黄色、中間 みたいな。


息子は赤チームで切磋琢磨させたい。ベンチになっても諦めずに、レギュラーを勝ち取る!!そういう真剣なサッカー、真剣なチームメイトとやらせてあげたい。


息子も選抜クラスに戻りたいと言う。

けど、それが遠いんだよなぁ。


引っ越す?、、、


選抜クラスに、引っ越す事も選択肢にある、と言うパパもおったなぁ。


どこまで本気になれるか?

ベッカムの父ほど全てかけないと、ベッカムは育たなかった。吉田麻也も、家族で名古屋に引っ越した。


うーーーーん、、、

しばらくは、母の唸り声が鳴り響くでしょう。



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