息子は土日の2日間、ボコボコに点を取られながらも、自分のディフェンスには確かな手応えを感じたようだ。母も動画を見ながら、興奮。


例えば前半息子がキーパーで3点くらったけど、後半息子がディフェンスに入ると無失点かつ2得点だった。


これは息子が機能しているからに違いない!!と、母は思うんだけどどうかな?!と父に聞くと、


息子、このディフェンスは良い!!ここもよくやり切った!球際強いな!こんなに背が高い相手によくがんばった!とニンマリ。息子、攻撃の芽を摘み、奪ってはチャンスを作った。奪った後のパスも、柔らかいグラウンダーのめちゃ良いスペースに出すパスがたくさん!!



でも本当に息子が得意なのはドリブルシュートなんだけどなぁ。初心者チームでは誰がやらせた訳でもないけどディフェンスが定位置。


息子はクーバーの1vs1でドリブル突破スキルを磨いとるけど、ディフェンススキルも知らんうちに身に付いたのだろう。だからこんなに球際センスが溢れている。←親バカ


そこでいつもの千の顔さんより、この1対1などの対人練習の重要性を引用。




今の日本代表で、パス回しがうまくて世界のトップオブトップに届いた選手はいません。

 みんな結局、1対1で勝てる選手なのです。

 サッカー通の方で「サッカー」をしましょうと言う方がけっこういます。

 ただ、そのサッカーとは、そのサッカー通の方が思っているようなサッカーではない可能性は大いにあります。

 結局は個人の1対1で勝てるのがサッカーだと私は思っています。


引用終わり。


千の顔さんに一つ言いたいのは、

サッカー通じゃなく、ただの"通気取り"の素人もいますよ、、、

サッカーやった事もないし、子どもの小学生レベルのサッカーしか経験ないのに、全て知った風な物言いの傲慢な書き手が存在している。


小学生でちょっと上手いのを、これがサッカーです!本質は!!それはサッカーじゃない!とかバ〇の一つ覚えのように繰り返しとる。


素人が本質を語り、分かってない!とか本質じゃない!下手になる!を連呼。


その『本質!教』を布教したいなら、せめて実績を公開すれば良いのに。

その本質!を実践して、上手くなった例は?


ちょっと美味しいもの好きな人が、ミシュラン星付きシェフに向かって、料理の本質は!って言ってるのと同じ。自分で作ってみたら?

とても、滑稽。


知ったかの通気取りは、その先の上手さに求められる要素がまるで分かってない、だって未知なんだから。やった事もないんだし。


ホントのハイレベルと小学生レベルの違いが分からんのだろう。そのレベルで本質は!!プロに習え!!とか、残念すぎる。


選手として実戦をくぐり抜けてきて、コーチとしても優秀な人材を輩出しとる千の顔さんに突っかかっとるんだから驚き。すごい神経だ。

まあ、無神経なんだろう。

厚顔無恥でもある。

でも言論の自由は基本的人権だからね、仕方ないか。



話が逸れたけど、この対人スキルについては、甥っ子も言っていた。

強豪高校へのセレクション時に、ライバルはほぼ全員が有名ジュニアユース在籍で、当たり前のように上手いサッカーは誰でも出来る


求められるのはプラスアルファの個の特出した能力だそう。

サッカーを理解して動けるなんていうのは、当たり前だし大前提、


そこに前田大然みたいなドリブルスピードとか、ルカクみたいな高い打点とか、長友みたいに永遠に走れるとか、何かみんな自分の武器がある!!と。ちなみに甥っ子は小野伸二並みのキック!自称。あと背が高い。


うちの父も言っている。

サッカーの上手いやり方は後から誰でも覚えられる、やり方はコーチにもよるけどな、


けどまず初心者は、2年間位は両足基礎と対人やった方が良いぞ!と。



音楽でもそうだと思う。

吹奏楽なんかの部活でもまず、個人練習やって、パート練習、最後に全体合わせだ。


個人の基礎練だけでも、ロングトーンやスケール、タンギングにアーティキュレーション、インターバルetc、、、


そのロングトーン一つ取っても、発音をきれいにして、音が揺れないように、クレッシェンドしながら、音の処理が雑にならんように、とか山ほどある。そういう面白くないけど絶対に必要な練習に、愚直に向き合えるか?で実力がつくかどうか決まってくる。


合わせばかりやっとっては上手くならない。

そんな部員がいたら、指揮者にすぐ外されて終わり。基礎やり直して来い!1人音外れとるよ、タイミングズレとるよって。


個人の色んなスキルが一定の水準に達して初めて、全体で合わせた時に素晴らしい音楽になる。


基礎練を端折って合わせようって?全部無視して、最初から全体練習しよう!と言っても、せいぜい学芸会レベル止まり。


まあ、そういう低いレベルがゴールの楽しむサッカーなら、全然それで楽しめば良いと思う!それは個人の自由。


けど、そのやり方ではジュニアユースのセレクションでどこにも入れんとか、高校進学でチームがないとか、悲しい事になる。

最初から本気の子達に、完全に出遅れてしまう。


ハイレベルで続けたいんなら両足基礎は必要だし、ボールマスタリー等で個人でボールが触れて初めて、対人、それも1対1、次に複数、最後にゲームだ。近い所も処理できんのに、最初から全体って?


走れもせん、ボールも触れんのに、サッカーというゲームをしよう?一体何が出来るの?



野球とかでも素振りめちゃする。キャッチボールもボール回しも、バッティングも補球も、一つずつスキルを上げるの当たり前。千本ノックとかもされて。

個人スキルも無いのに『野球の本質をプレーしよう!』となるんか?

球捕れんじゃん、打てんじゃん、ゴロもキャッチできずに。基礎がないってそう言う事。


なのに、サッカーって不思議なスポーツで、なぜか上手いから勝てる訳じゃない。下剋上が他のどのスポーツよりも高い頻度で起こり得る。


バスケなんか絶対実力通りだ、ひっくり返らん。

なのにサッカーは何が起こるかわからん。


だから異端とも思える的外れな事を本質!とか言い出す人が次々と現れるんだろう。

こういう、突拍子もない事を言う人はたくさんいる。それだけ自由なのだ、サッカーは。


話が逸れた。


その甥っ子がついに入寮した。


お義姉さんはホームセンターやニトリなどあちこち買い回り、ダンボールに詰めて入寮日に届くように発送して、ガランと整頓された部屋を見て涙が止まらなかったそう。


思い出すのは幼い日の思い出。


まだ90センチの練習着を着て幼稚園から始めたサッカー、みるみるうちにハマり、気が付けば市内強豪ジュニアのAチームキャプテン、トレセン、ジュニアユースであちこちからお誘いがあったが、そのまま自分のチームで中3までやり切った、


そしてスカウトがあり、Jユースを断って高校サッカーのステージへ。

入寮して早速サッカー部の春休み練習に合流しとるそう。


わずか15歳で親元を離れて、どれだけ心細いだろう。


身内の送迎会でどんな気持ち?とおばあちゃんが聞くと、不安は全くない、ワクワクというよりは自分に期待しすぎないようにしとる、と、大人な答え。謙虚さに安心した。謙虚な子は伸びる!


お義姉さんが先週の説明会で他のママ達と話した時に、どこのジュニアユース出身か聞き合う流れで、みんなフロンターレとかグランパスとかコンサドーレとかJジュニアユース名を言うのでおおー!とかヘェー!だった。


そんな中、うちの甥っ子だけ〇〇FCです、と無名の街クラブを言うと、どこ、それ?の空気が流れて、あぁ、、、と微妙な反応されて気まずかったと言うと、


上のお義姉さんが、無名のチームから来た子の方が、よっぽどすごいよ!!と言っていて、母もそうだそうだ!!と言った。肩書き無しで、スカウトされるんだから!!すごいよ!!と。


ちなみに、スカウト達にもネットワークがあるのか、一つ声がかかったら次々とスカウトが見に来たらしい。〇〇FCにいい子がおったわ〜とか言って、え、うちも見たいー!ってな感じかな?


春から新たなステージへ進む全国のサッカー少年少女達が、ケガなく故障なく、楽しくサッカー出来ますように!!


そして出来ればみんながレギュラースタメンで大活躍できると良い!!



『サッカーが上手いのは当たり前。その先で通用する武器を持つ!そのために、小学生のうちは小さく纏まらず、自由に好きな事をしよう!!』


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