昨日息子、練習後に車内て泣いた。

どうした?と聞くも答えず

ひーん、ひーん、

首を振りそのまま zzz...



夜ご飯を食べ、お風呂に入りストレッチしてベッドで話を聞くと、

今日泣いたのは、コーチが怖かった、と。

コーチが息子に出したパスを何回も同じパターンでIくんにインターセプトされ、コーチが息子にパス待ってちゃダメだよ、と言った。

それをまた同じ形でインターセプトされた時に、ほら、また同じ、Iくんのが先にボール触っとるよ、

もう一度チャンスあり、その時はI君に届かんように遠い方の足に早いパスきたけど、Iくんまた猛スピードで向かってきたから息子、トラップミス、

それで何をどうすれば良いか分からず、ゲーム中からどんどん活力低下して、練習後は涙を堪えるのに必死、車内でヒーンヒーンとなった。

翌朝、母は早速出勤前の父をつかまえて、コーチのパスが悪くない?

それとも、コーチの良いパスをもらえる場所に息子がおらんのがいかんのか?

Iくん←足めっちゃ早い、にどうすればインターセプトされずにボールをキープ出来るのか

動画を見せながら父に聞いた。

ぶっちゃけ、コーチのパス、わざとIくんが取れるとこにパス出しとんじゃないん?!

そもそも、コーチはIくんが息子に負けると悔しくて毎回泣くから気を遣って、息子のナイスプレーの時もIくん惜しいよとか声掛けするし。そういうの、地味に堪えるよ。息子だってまだ小さい!

しかも、Iくんは泣きながらどんどんプレーが激しくなるから息子もちょっと引いとる感じもする。泣きながら怒って向かってくる相手、やり辛いよね、、、汗

でもIくん、いつも泣きながらだけど、その悔しさが100%強さに変換される。もっと激しく、早く、強くなるIくん。これはすごい。

とか父に言い動画を見せると、

コーチのパスは無茶苦茶良い。これはIくんを食いつかせるパス。

この遅めのパスでIが食いついたとこを、息子がコーチに返したらIの裏がスペースあく、そこに息子が入ってもっかいパスもらうとドフリーで前進める。

ただ、これを息子が理解してやるのは、早い気がする。3年生くらいならこういうワンツーは練習メニューにも入るけど、1、2年はそう言う動き方が理解出来るんかな?

パスの意図を読めんとインターセプトされて終わり、このIくんを引きつかせるわざとゆるいパスを、どう返せば良いかの選択肢をもっとらんと、こうなる。

父が帰ったら一緒に話すわ!

いや、母ももうわかったから、母が話すわ。父今日自分のチーム練習で帰り遅いじゃん。

大丈夫、父が早く帰ってくるから。母じゃちゃんと聞かん。

確かに。母が言うと小言っぽいけど、父が言うとサッカーが上手くなる良いお話が聞ける感が出る!!

じゃあ準備しとくわ!!と、コレを出す。
うちのはここに油性ペンで番号を書き、試合動画の背番号でポジション議論に使ったりしとる。

そして母は、Iくんとコーチによって理不尽に苦しんで泣いた息子を思い、心が痛んだ。

すぐ涙を流してやりにくくなるIくん、泣いとる相手に無慈悲にやり続けられる?

そのIに気を遣い、息子をダシにしてIくんを励ますコーチ。
腹が立ってきた。

でもそれと同時に、いや、それ以上に、泣きながらがむしゃらに向かってくる、そしてより強くなるIくんも、Iくんに気を遣ってばかりで息子を蔑ろにするコーチも、ありがたい。

こういうちょっと理不尽な経験を、たくさんして強くなってほしい。試練歓迎!!

世の中はうまく行かないことが多いし、思い通りにならんことばっかり!
渡る世間は鬼ばかり👹

だからこそ、そんな鬼を軽くあしらえる強いハートを持って欲しい。

鬼?だから何?位の。

鬼に一々苦しめられたり、腹を立てたり、拳を握りしめたりせず、

あぁ、鬼ね。鬼オツ!位のあしらい。

娘たちが年頃なんで、母も現代若者言葉に汚染されつつある、、、

りょ!とか、オツ!とか、一回使うとやめられん、、、笑

そして、今日も毎度お馴染みの千の顔さんブログ。

そしてここが肝要だと思うのですが、私は「自分のやってきたこと、考えてきたことが絶対の正解だと思っていない」のです。

 そしてそれは当たり前なのです。

 ユングは「誰にも合う靴はないのと同じように、誰にも通用する処方箋などないのだ」と言っています。

 だから、私は自身の方法を勧めているわけではないのです。

 そうではなくて、ただ「これおもしろいな!」と思った方が、取り入れてくださって、それで向上すればそれでいいのです。


(↑こういう太字のトコロがすごく好感を持って読める!!押し付けがましくなくて、スマート。本来、本物の知識のあるべき姿だな!!と思う。)



 利き足を勧めている方はそれはそれでいいのだと思います。

 私もドリブルに関しては、利き足で指導しています。

 ただ、その方が「日本は利き足がわかっていないから云々」というのは、あまりに曖昧な根拠だと思うのです。


 

 内野監督は興国高校、10年間で実に50人ものプロを輩出しています。

 そしてその内野監督、指導の中で「両足でやれ!」と何度も言っています。

 



 どこから頂上を目指してもいいのでしょう。

 両足からでもいいですし、片足からでもいいのだと思います。

 ただ、いつもいつも「片足だけが正しい!」と主張している方は、それはそれでいいと思いますが、宜しければ他者を否定してほしくないのです。

 それは人間的に成熟した態度とはいえないと私は思っています。


今日も長文を召喚してしまった!!千の顔さんのブログを読んで、いつも活力を得ている沢山の少年サッカー親を勝手に代表して、言わせて下さい。

『いつもありがとうございます!!徒然に、これからも聞きたいです。千の顔さんのサッカーの話や色んな話!!』



↓他の少年サッカーブログ読めます。

いつも応援クリック、ありがとうございます!

\(^o^)/


にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村



 

 

 ◆オススメ


↓とにかく止まる蹴るが大事。左右両足でボールを馴染ませるためのリバウンドネット。

↓イチオシの本。何回も自戒を込めて読んでます。