最近の息子、選抜クラスへの車での移動中、寝てしまう。
じゃがりこかおにぎりせんべいを食べ、ウトウト。下道で週に二日1時間、あと数えるくらいでコレも終わる。



着く五分前位に起こしても、ゥゥ〜泣と、グズる。もう着くよ、起きて、と言ってもノロノロ、グズグズ。

なんとか時間ギリギリに出て行く後ろ姿が可哀想、、、

母は重度の花粉症で外に出られんから、車内で本棚から持ち出してきた本を読む。

以前も紹介したこの本↓
何が良いって、著者が良い!!



ジョンさん。ハッピーオーラ溢れる人相!!

良いわ〜


著書のブレインルールはニューヨークタイムズのベストセラーにも選ばれ、世界シリーズ累計100万部突破しとる!↓


母は脳科学大好き。子育ては脳を育て、心を育てる事だと思う。


第1章の50ページほどは妊娠期とか赤ちゃんについてだけど、第二章からは小学生にも役立つ内容。チョイチョイ赤ちゃんについての記載があちこちにあるけど、子どもの成長に対する親の関わり方が、科学的根拠や研究に基づいて詳しいエピソード付きで書いてあるのが面白い。


この書き方、アメリカの本によくある。実際のエピソードを交えて、リアルに伝わってくる。


こういうケースがありました、親はどうすれば良い?

A?B? それはね、脳科学的な正解は、という書き方にぐんぐん引き込まれる。


それで車の中で30分くらいパラパラ再読して思うけど、


やっぱり親子って利害が一致しない時が多い。


子どもがしたい事をダメと言ったり、


右足でリフティングしとるのに、左は?と言ったり、、、


すべき事を、やだとか後でと言う子に対して、

先にするように促したり、正反対の方向を向いている。ほぼ全体的に朝から晩までその調子だ。母は、来る日も来る日もそう感じとって、慢性的にため息が漏れ続けとる。


眠たい←起きなさい

スマホゲーム←宿題やったの?

風呂は後で←先入って

テレビ←もう寝なさい

デザート←さっき甘いの食べとったでしょ


自律できていない内は親の声掛けや意識付けが必須。さもないと、子どもは常に楽な方へ流れる。


宿題をせず、ダラダラ過ごして、風呂も入らず、夕飯前に菓子を食って、歯を磨かず、テレビを見るだろう!!!←一回やってみたい気もする。放置してどこまで堕落するのか。


実際、父が出張中の母は、洗濯物を畳まず放置して寝たりする。←お前もか。


それで、前置きが長くなったけど、アレしなさいコレやったのと言う口うるさい親に、子どもはそうすべきと分かってはいても素直になれんかったり反発しちゃう、この相反する関係性に終止符を打つ手段がある。


え、たったこれだけ?の簡単な方法。


それは、、、


『共感する事』



共感されると子どもは落ち着く。 313ページ〜


脳が共感を認識すると、迷走神経が身体をリラックスさせるのだ。


そしてこう書いてある。


わが子とのやりとりの30%に共感が込められていれば、幸せな子どもを育てられるそうだ。



試しにやってみた、やるのはタダだもんね!


起きなさい!ではなく、


おはよう、朝だよ。眠い?眠いよね。

しかも寒い。もっと寝たいよねぇと、共感。

子供の感情にどっぷり浸かることが大切らしい。



宿題したの?帰ったらすぐ、さっさとやりなさい!ではなく、


宿題はどうなっとん?毎日毎日めんどくさいよね、

たまにはナシの日もあってもいいのにね、


するとどうだろう。いつもよりスムーズな気がする。うん。頭ごなしに言われるより、子ども達も素直になっとる気がする。


はぁ、仕方ない、起きるか!!となるように、たっぷり共感して、起きたくない、嫌だ、まだ寝ていたいと言う感情に名前をつける。これを感情のラベリングと言うのだそうで、それが自分を客観的に見られる事にも繋がる。


そのためには、子どもの喜怒哀楽を感じたら、それを言葉で共感を示して自覚するようにさせ、


嫌だ、やりたくない、と言った負の感情に蓋をせず、一緒に浸かる。そして言語化を手伝う。それで子どもは落ち着いて、次の行動を選択できるのだ。


夫婦でも当てはまると思う。ただ聞いて欲しいのに、やたら結論をさっさと言われたり、アドバイスなんかしてくると、イラッとする。


全ての人間関係にも言えるだろう。


『感情を共有して、共感を伝える。』

喜びも、悲しみも、いっしょに。


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