昨日のクラブチーム練習、イライラが募った。
ひどすぎる、、、

いつものコーチが休みで、学年別で練習。
息子が戸惑っていた。

まず、全くの初心者2人が入会したので、ミニゲームでボールをすぐ蹴って出したり、なぜか自分のゴール前に立ちキーパーのように守ったり、、、せめて立つなら逆にして

もちろん、誰にだって初心者の時期がある。
だけど、クラブチームは練習の質を保つために、初心者は初心者で入門期の指導をして欲しい。

全くボールが触れないのにミニゲームにいても、意味がない。

初心者を責めとるんじゃない。どう考えても、学年別でやる意味がない!!

初心者だから、自分のとこにボールが来たらエイッ!と楽しそうに蹴る。ボールを追っかける。

トラップなんかせずとにかく蹴る。外に出す。

初心者が入る度、このイライラする状況が繰り返される。もちろんイライラのベクトルはクラブチームに向いとる。

学年別、ホント意味ない。時間の無駄、、、

そんな中息子は、すごく良いドリブルの仕掛けがあったり、ゲーム中に上級生2人抜いてファールで止められたり、初心者の子にもパスを出したりしとった。母のイラつきとは関係なく、プレーはすごく良かった。

でも、練習の質は、低かった。
前日の選抜クラスでは、切磋琢磨できるライバル達と2対2とかパス受けるポジションとか、敵をひきつけてスペースを作る練習したのに、その翌日は家から近いという理由だけで通っとるクラブチームで、幼児のような無駄な練習時間を過ごす、、、

特にキツいのは、選抜で練習した次の日のお団子っぷり。敵味方関係なく半径2メートル以内に全員集合しとる。辛い。

こんなに大勢で一つのボールに群がるのって、何の意味があるのか、、、

せめてゴールを増やすとかボール2個投入するとか、こんな狭い場所なら4対4を2ヶ所でやるとか出来るだろうよ。

ここで踏ん張る、と以前書いたけど、また心変わりしそう、、、心折れそう。




息子に今日楽しかった?と聞くと、


うーん、あんまり!と。


なんであんまりなの?


だって、Tにファールされて血が出たし、チームが弱かった!!


サッカーはみんなで繋いで点を入れるから、チームが弱いと勝てんもんね。


じゃあどうすればチームが強くなる?


わからん!


わからんじゃこれからもあんまり楽しくないサッカーが続くよ。

出来ることあると思うよ!


今日の会話はここまで。


私はこの息子のわからん、とか、あんまり!とか、会話のキャッチボールが返ってこない事を危惧しとる。



伸びる子、伸びない子は母親を見ればわかる


という。

伸びる子ってのは、一番身近な存在である母親に、自分の考えを言語化して話す事ができるそうだ。以前何かで読んだ。

思考力、発想力、コミュニケーション、全て会話から始まる。

息子は幼児期から寝る前に本の読み聞かせをしてきたけど、母が眠すぎる時は本を開かず、一文ずつ交代でストーリーを作る、と言うのをやってきた。

まず息子が、ライオンがいました。と言うと

母がライオンの名前は変わっていました。

息子、ライオンはみんなにオレンジと言われていました。

母、あだ名はむらさきです、←寝落ちしながら答えるので適当。

息子、ある日むらさきは逃げました←むらさきでいいんだ、、、

母、そうです、逃げました、

とか、そんな意味のないストーリーだけど、これが親子のオリジナルストーリーがたくさん出来て、楽しい。

時々は長編になることも。それも夢に見るような支離滅裂な展開なんだけど、まず第一にかわいいし、キャッチボールの感覚は身につくかな!

今のところ息子はクラスで一番成績が良い。なぜかパソコン授業でも107という記録を出した。←みんなの倍らしい。息子になんでそんなに出来たの?と聞くと、覚えたからだよ!と。

そう言えば、母のパソコンでネットフリックスを見るためにパスワードをいつの間にか覚えとって、何で知っとるん?パスワード!と聞くと、

すちみこらて12345!

と答えたので、?!?!なにそれ?というと、
rainbowの英語のキーボードのかなの部分を読んで、すちみこらて!となったわけだ。

息子、伸びてない?!笑

母は昔から本の虫なので、育児本もモンテッソーリやシュタイナー、アドラー、コーチング、七田式からアグネスチャンまであれこれ読んで、良さそうなことは適当に取り入れて来た。飽き性だから続かんけど、その都度良さそうな事に飛びついとるから、ずっと良さそうな事は続けて来た環境ではある。笑


道徳心があり、賢く、幸せな子に育てるには。

0歳から5歳までの「子どもの脳にいいこと悪いこと」を、行動心理学、細胞生物学、分子生物学といった分野の最新研究に基づいて紹介する本書だけど、低学年の息子にも当てはまることや、普遍的な内容もたくさんあり、読み応えがある!







気を取り直して。

いつも読んでいる千の顔を持つ英雄さんのブログ、毎回すごく良い内容だけど、こちらも深く頷きまくる。まるで、和尚さんの法話を聞いとるような感覚で読んどる。



どんな主題でもいいので「このことに何の意味があるだろう。よし、自分は人生をかけて解決してやるぞ」という、主体的な決意です。

 そう決意した人は、もう英雄の旅の途中だと思っているのです。


この志を持って、イニシエーションを経て、成長していく物語は、時代を経て古典的に愛されとる。


イニシエーションと言えば芥川龍之介の羅生門。


イニシエーションとは、大人になる為の通過儀礼だけど、日本では年齢を満たせば成人式をして大人の仲間入りができる。けど実は受験や就活などが日本式のイニシエーション、試練だと思う。


例えばバヌアツ共和国では、高さ30メートルからバンジージャンプをしてそれが大人の印だったり、マサイ族なんかはライオンを狩って勇気を証明しないと、部族の会議に参加できないし結婚もできんそうだ!!


テレビで見たけど、髪の毛をむしられる部族とか、牛糞を塗りたくられる部族とかもあるらしい。

その他も、サメを素手で捕まえたり、何かの試練を乗り越えて初めて一人前として認められる、という文化がある。


羅生門では、下人が老婆へ引剥ぎをする場面が印象に残っとるけど、(高校の教科書にあった。母は教科書に出てくる方丈記とか随想文が好きだった。今でも一番好きなのはエッセイ)


『生きる為に、人の物を奪う』ことで、飢え死にするかどうかの瀬戸際で手段を選ばず、生きる為に善悪の観念を捨て去り、生きる決心をした。


今まで観念の世界で生きて来た若者が、それだけでは生きていけんという事で、生きるために悪事を行うことを躊躇わなくなった。何と言う究極の選択。


私は現代の小説も読むけど、心にシミみたいに残るのは、昭和の小説。


今思い出すのは、闖入者とか、大地の子、橋のない川、太宰治、大江健三郎、、、

これは引越しの断捨離にも耐え、いつか子どもに手に取ってもらいたくて残っとる選抜。

このストーリーの手触りというか、本質的な心のヒャッとしる部分を突かれる感じとか、経験して欲しい。←語彙力


読書は良い。


何が良いって、自分の頭の中の運動場で偉人たちが走り回ってくれる。


読書は、偉人との対話だ。


ビジネス書も好きだ。松下幸之助、稲盛和夫、昭和の伝説的経営者の本。雑誌は致知や選択を読んでいたけど、今は読まなくなった。


今は専ら、息子のサッカー周辺の文章を読み漁っている!!今までの読書の中で一番幸福な時間だ。


最近読んだ本






『伸びた子の母が書いた事を真似する!!』

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↓とにかく止まる蹴るが大事。左右両足でボールを馴染ませるためのリバウンドネット。

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