朝から父と、来年度の息子のサッカー週間予定表を作って、にらめっこ。

母が4種類のプランと金額を提示し、一番のてんこ盛り欲張りコースは行きたいとこ、上手くなりそうなレベル高い欲張りプランで計36,500円!!

けどさすがにこれは却下。家計的にもキツすぎる。

そして週2クーバー、幼稚園からの公園サッカー、フットサルは決まった。あとはクラブチームをどうするか、、、



息子は今、クラブチームの1学年上とやっとって、それは年長の入会した時、コロナのせいか1年間同級生がおらんくって、それから今まで初めての試合も遠征もイッコ上と過ごして、親友もライバルもイッコ上におる。

そして息子の同学年は情熱薄めの年で、みんなサッカーはちょっと運動する気で参加しとるから他のお稽古にも忙しく、試合も遠征も、遠いとかお金かかると参加率低い。おかげで今までイッコ上とやれとったってのもあるけど。

だから時々イッコ上が試合で練習におらんと、息子が完全に浮く。他の子も、息子とやりたくなーい!!こわーい!!と言う。自転車と原付ぐらいの温度差。(バイクではない!笑)

父に、相談した。

責任者のコーチにこのままイッコ上とやらせてと意向を伝えようか?
このまま自分の学年で浮いた状態が続くと、息子が辞めたいと言い出さんか、それは困る。近くてコスパも良いのに!

いっそクラブチームを変えようか?クーバーにいる上手い子達に誘われとるチームなら遠くないし、イッコ上とできるし、試合もいっぱいあるらしいし、レベルも高いから上手くなりそう、等と話していた。

すると父は、

俺はあんまりチームを変えるとかは好かん。
まだ息子が何も言っとらんのに、親が先回りして環境を整えるのはどうかと思う、気持ちはわかるけど。

チームを変えて上手くなるかもしれん、でも、今おる場所で踏ん張るってのも良い経験だぞ。

パスしても味方に繋がらん、トラップしてもらえんとかいつも言うけど、そういう思い通りに行かん中で、得られるものは大きい。

強いチームで試合に勝てるなんて事は、誰もが求める。

でも勝てんチームに残って何が出来るか?そういう方がオモロイ。自分が引っ張るしかない。自分がこのチームを勝たせる!!ってそういうのカッコ良い。

それで、息子を見て逆に今のチームの子とか親の心に火がつくと、また面白い。息子を見て入って来てくれる子もおるかもしれん。

だって。

なるほど、開拓精神か。
中々良いストーリーかも!!

徳川家康だって、豊臣秀吉に江戸城に左遷されて、家臣たちはすぐに秀吉と戦おうと言ったけど、

見渡す限りの不毛の湿地帯であった関東を見て、全く別の見方をした。ここ、すごい良いかも?!と。
 
当時は少しでも雨が降れば、何週間も何カ月間も水浸しになっていたし、高潮ともなれば、海水は干潟の奥まで浸水して不毛の地だった。
 
けど粘り強く利根川の治水工事をしたおかげで、今の関東がある。(その後江戸時代、明治、昭和、現代までその事業は継承されとるなんて、なんてヒストリカルロマンティシズム!!)

いつだって宝物は困難の中にある気がする。


そもそも人生は思い通りに行かない。

どんな逆境にあっても環境のせいにしたりせず、その場でベストを尽くせる、出来れば楽しんで、逃げずに乗り切れる男になって欲しい。

流れに身を委ねてみようか。委ねる=楽しむだと思う。
マイナスと思える事も、プラスに捉えてみる。
塞翁が馬じゃ無いけど、マイナス要因がラッキーの鍵だったりする!

これってめっちゃ不思議。
謙虚な人は尊ばれ、威張っている人は蔑まれる。
ケチな人は貧しく、人に与える人は富む。
真逆の法則。

幸せを追い求めると、幸せは逃げていくし
今いる場所に感謝すると、良い事がどんどん起こる。

これって結婚とかもそうじゃないかな、良い相手、良い条件を求める人はなんか幸せそうじゃないけど、身近な人を大切にして素朴ながらも労り合える夫婦ってとても幸せそう。

サッカーもそうかも。
強くなろうと思って強いチームに行くより、
今いる場所で楽しく夢中になることが大事なのかも知れん。

昨日の投稿で、私は気持ちの根底に、なぜ出来る子が一人負担しないとダメなのか!との思いを抱えて書いていた。

それが、千の顔さんのこの記事に↓



たくさんヒントや気付きが散りばめられとった。

以下、参照。


少年サッカーのスタメン8人のうち、2人はまともにボールを止めることも蹴ることもできない子かもしれません。

 でもサッカーの上手下手があるだけで、仲のいい友達です。

 だったらその2人のために俺は3倍走ってやろう、となるかもしれません。

 私はそうなったら、ある意味サッカーを通じて、その子はかけがえのないものを学んだと思います。その子はその時点で十分「大人」なのです。


人間的成熟という視点で捉えると、この不遇のチームこそ、宝の山ではないか!これこそ母が学んでほしいことだった。忘れとった。
なんで大事な事なのに、すぐ忘れるんだろ??

みんな「いつかは死ぬ仲間」なのです。

 だから社会とは、持ちつ持たれつなのです。

 時系列的にもそうでしょう。

 子どもの頃は親の庇護を受け、壮年期は親と子を庇護し、老年期は庇護されるのです。

 その時々に能力がある人が、そうではない人に余分に回してあげて、人類社会は成り立っているのだと思います。


いつの間にか奢っていた自分の弱いところにスポットライトが当てられたような気付き。


人間は皆、takeが好き。与えるより与えられた方が楽だし、得した気になる。

自分だけ損な役回りなんか、ごめんだ!という弱さを、利己的な立場を捨てきれん。


でもこの自分さえ良ければ良い、という自分可愛さがある限り、本当の意味で幸福にはなれないと思う。

だって、自分がかわいいひとは、結局人から大事にされん。


盛り上がればいいのです。子どもたちが夢中になってサッカーをやればいいのです。


↑ホントに良い!!勝つためにどやされて、厳しさこそ真剣!!みたいなチームなんかちっとも楽しくない!!辛気臭いだけじゃ!!


子どもは溌剌と、楽しく自由にやらせてあげたい!!


さらに、「ポジションにとらわれないで、走り回る」という私の主張のようなことも(私の主張に関係なく)じわじわと広がりつつあるような気がして、嬉しく思っています。

 今日は、その「ポジションにとらわれない」という、その心理背景について書かせていただきました。

 その理由が「仲間のために」「チームのために」だったとき、その子は爆発的に伸びると私は思っています。

 その子は「大人」になったからです。

刺さる。


母の価値観が良い意味で崩壊して、高次元に引き上げられた感じがする。


自分の息子の利益ばかり考えては、ちっさいセコイみみっちい男に育つところだった。

危ない!!


確かに、ナイスプレーで強いチームで大活躍する息子より、負けても負けてもチームの為に走る息子の方が見たい!


仲間のために、チームのために。

めっちゃ良い言葉だ。


『目先の勝ち負けは考えない!

価値あるものはいつも裏側にひっそりとある』


今日も千の顔さんのブログを引用しまくってしまった、、、乗っ取り気味じゃないか。



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