土曜日、クラブチームの一つ上の子達と練習。

リフティング、コーンドリ、対人、どれをとっても息子のパフォーマンスはとても良かった。日向ぼっこしながら、ママさん達とお話ししながら、楽しい午後のひと時。このまま春になってくれ!!

息子は安定感があり、抜きに行くのもディフェンスも、一枚上手だ。ミニゲームも壁となり、そこから1人でドリブルシュートまで行ける、まさに攻撃的ミッドフィルダー。



仲良しのママさんに、また上手くなった?!と言われた。他の親ごさんにも何度も、上手い!と言われていた。イヒ!

もしかしてその前日、母がIくんに抱いた感情、強い!!敵わない!!差がつけられた!!と思った、同じ気持ちなのかな。

これもやっぱり選抜クラスで、上手い子達に揉まれたおかげだ。

前日に選抜クラスでIくんにヤラレテ、スーパーサイヤ人モードからクリリンになってしまったと嘆いていたけど、この練習で自信を取り戻せて母は胸を撫で下ろした。

キャプテンの子は互角で良い勝負なのに、年下に負けたくないからか、途中から列をずらすようになった。偶然か狙ってか、息子の後ろに並ぶ事で、息子と対戦しなくて良い順番に。

夏に同級生からも、息子とやりたくない!絶対勝てんもん!と言われ、息子のターンで誰も並ばんくなった。あの光景、忘れられん。
一対一でコーチが球出しして、息子が出ても、相手がおらん。コーチが、誰々、出て!と言っても、やだ!俺、息子とやりたくない!と。一級上でも、同じ現象が。

抜きん出てしまった時に感じる孤独感。これは喜ばしい事なんだろうけど、、、寂しすぎる。

春には埋もれていた息子。パスも来なかった。
立春が過ぎ、恵方巻きを食べ終わった頃、一級上でも主戦力としてビブスドラフトも1位になった。特にディフェンスが良くなった秋頃からは、相手チームに息子がいると嫌だから、ジャンケンで買ったらまず息子を獲得するようになった。

クラブチームのみんなが週に2、3日やっとる間に、息子は週5、6日練習してきた、ただそれだけの事だ。倍の練習で、倍速で成長した。

また出張中の父に電話で、その日のクラブチームでがんばったこと、キャプテンにも対戦してもらえなかった事、このままここでやって息子はどんどん上達できるのか?など話す。

すると、父の後輩の元J1リーガーNくんにも、母が作った息子のスーパープレー集を見てもらったようで、←親バカだから辞めてと止めたが、送り続けとる。(ちなみにinshotの動画編集アプリに課金して使っている)

Nくんは現役引退後もそのJクラブでそのまま子ども達を何百人も教えてきた。

そのNくんに、この年でこれだけ両足蹴れると良いですね!と言ってもらえた。

父が常々、10歳から40歳になる今まで、毎週のようにリーグ戦で戦ってきて、←地味にすごいな

自分がサッカーを始めた10歳に戻れるなら、両足をもっと練習する、だから息子には最初から両足で止める、蹴る、基礎をやらせている。

ちなみに今は県リーグで20コ下とも対戦している父。まだまだ負けないために、日々トレーニングしとるし、後輩の現役プロに練習来てもらい、そのプレーを目の当たりにして影響されて、俺ももっと上手くなりたい、と言っている。(←サラリーマン)

Nくんも、J下部で指導しとった時から、両足蹴られるように言っているけど、意識しないと両足はまず蹴れんらしい。

やっぱり誰でもやりやすい利き足だけ使った方が楽だから、まともに両足蹴れる子はまず、いないそうだ。

よっぽど親とか指導者が執拗に指導して意識させないと、両足で蹴られる子は育たない、と。

だからうちの父とクーバーのコーチは、息子が左使うべきところで左を使うと深く頷く。これだけを低学年で出来れば良いとさえ、父は言う。

でも、クラブチームの県トレママさんに、クーバー意味ないとか、高学年では通用しんとか言われたよ!と言うと

その人クーバー行ったの?
行っとらんと思う、

その人サッカー知っとるの?
子どもが県トレだよ、

などと言うと、

戦った事ないと分からん事がいっぱいある。その親は、何もわかっとらん。俺はチアノーゼになりながら走り続けとる。勝つためにありとあらゆる事を考えとる。一回チアノーゼになってみろ。どんだけ苦しいか。目の前真っ暗で息できんのだぞ、死にそうなんだぞ。そういう状況で、勝つために、戦場で戦い続けとるんだぞ、俺。(←サラリーマン)

よっぽどずば抜けたスピードがあるか、ずば抜けた瞬発力があるなら、メッシとかイニエスタみたいに利き足で勝負できる。

速さが一番の武器。プレーの速さ。判断は後からで良い。

(確かに。それで遠藤航は小学生の時セレクション落ちとるもんね。『個人技を重視していた事もあって、サッカーそのものを体系的に捉えたり、戦術を理解する事が同年代の子より遅れていたのでしょう』と遠藤航選手の父は語っているよね。
こちら↓104ページ)
でもずば抜けたスピードがあって相手よりも速く、0.1秒でも敵を置き去りにできるなら、自分のスペース作れるなら、利き足でやればいい。実際、S先輩とか、それだな。あの人利き足しか使わんけど、誰もボール触らせんぞ。

そのずば抜けた瞬発とかは、身体能力もある、それは遺伝とか持って生まれたモノだ。後輩プロTもそれだ、技術なんかない、ただめちゃくちゃ尻がでかいだろ、あの馬みたいな体で、あの年までプロでフォワードできるのは、親のおかげ。

ロナウジーニョも、神様がサッカーのために自分を特別にした、他の誰も自分にはなれないと言っとるだろ。モノが違う。

でも、息子は俺の子だから、天性のスピードも強さも無い。そういう凡人が0.1秒を生み出すのは、両足しかない。

早くも強くもなくて、利き足しか蹴れんとなると、話にならん。

ゲームのセンスとかパスは後からでいい。とにかく今は両足で基礎を磨け!!

だとさ。

『今の左だろ』


そこ左で蹴れんか


今の左使ったら剥がせた


左使わなんくなってきたな


もっと左使え


これは、年中のときから、息子がめちゃくちゃ言われていたこと。


息子も幼稚園の時から常に耳にタコが出来るほど聞かされて、左を意識してプレーしてきた。


『凡人の低学年息子が今はひたすら両足で基礎を磨くブログ』にタイトル変えようかな。


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