息子、最近スーパーサイヤ人モードで気迫溢れるプレーをしている。

そして選抜クラスで一番のライバルで、幼稚園の時から一番仲良しのiくんは、今まで1日も休まずスーパーサイヤ人だったのに、最近ちょっと調子が出んようだ。

息子は幼稚園の時は勝っとったのに、一年の夏くらいに追いつかれ数ヶ月後には追い越された感じがした。
けど、最近また、追い抜き返した気がする。

息子や他の子達はムラがあり、チーンDAYやガッツDAYがあるけど、iくんは常に戦闘民族らしい高次のプレーで、毎日点を取っとったのに、

最近、今までのようにいかんようになってきた。



多分、iくんの武器は母が見る限り、

1.ガッツ←めっちゃがむしゃら
2.フィジカル←強いし早い、それに気迫が加わって無敵状態
3.試合を数こなしとるから、勘がいいしちゃんとポジションで広がって待つことが出来るから、チャンスが来ればゴールできる

という感じ。

けど、息子は元々iくんには効果抜群で、母が見る限り、息子が球際では一枚上手。けど、気迫面でiくんに及ばない。

この球際の強さこそ、息子の武器。

(他にも試合時に〇〇番ドリブルうまいぞ!とか、ドリブルくるぞ!と相手コーチに言われたりするほど、長距離ドリブルが出来る。←最近試合で次々と自分のゴール前で奪って相手ゴールまで1人で運んでシュートが決まってきた。

このドリブルの動画を何回も見たんだけど、まず、ドリブルスピードがちゃんと早い。絶妙なタッチで強さが完璧なので、自分の走るスピードとボールの強さがもう、最高の状態。←親バカ大興奮。

それで強い手の力で、ディフェンスにコースを取られない。

そして最後はキーパーさえもかわす、落ち着きのあるボールコントロール、流し込むようなジェントルシュート。←弱いだけ?!いや、強くなくても入るから弱く蹴っとるんに違いない。←)

でも1番の武器は豊富な運動量によるディフェンス。←これは父のプレースタイルを受け継いでくれた様子。父は県リーグで大学生相手に走り負けしないプレースタイルを維持するために全てを犠牲にして身体作りをし続ける名人。仙人。〇〇町のキングカズ。

それで、これを2個上とかとやって決まっとる、、、バリバリの2個上じゃないけど。一応形にはなっとるチーム。

それで息子は、そんな感じで一旦追い越されたiくんに最近完封がちに負けないんだけど、これはやっぱり、練習量だと思う。

最初年長の時は息子週4、あっちは2,3だったのが、一年になりあちら週4.5に増やし、さらに息子と同じクーバーに入って、同じ量をこなしてきて、さらに土日は試合にガンガン出るから、息子はすぐ追い抜かれた。

ところが去年の年末から母がiくんにやられる!!とキーキーうるさいもんだから父のスイッチが入り、

父が休みを息子のトレーニングにあて、1回2時間とか、多い時は4時間、息子の動画を見て、ディフェンスバリエーション、チラッと見るやり方、判断仕方をバンバンカンニングみたいに注入した結果、息子、一気に覚醒。

↑これは賛否あると思う。自分で考えるチャンスを奪うとか。でも父は上に行きたきゃチンタラやらず、特急列車に乗れ!!だそう。

本田圭佑もある程度の年齢までは、自分で考えるって、頭を働かすって難しいから、さっさも教えちゃうとどこかで言っていた。


本田圭佑と言えば、ビッグマウス、有言実行、そして決める時に決める男。


ホント、ハートの強さに痺れる。

その、本田圭佑の師である田中先生はこう仰っている。長い引用開始↓


「近代サッカーの指導は、その子のストロングポイントを残しつつ、オールラウンドなフットボーラーをつくっていく。昔は、ユース世代の指導者でも本当はその子の強みなのに、個性が邪魔をしているみたいな言い方をしている時代がありましたね。ドリブルが大好きなのに、パスやろって言っていましたね。そうすると、子どもも自分の強みのドリブルをやめて、やっぱりパスをするんですよ。その子の良さを生かせていなかった。


、、、

例えば、早熟で体が大きくて、少々コンタクトプレーも強くて、足も速い。でもプレーは雑という子は、次の年代で活躍するには正確な技術を突き詰めてやらなあかんでしょう。反対に、晩熟な子は自分の弱さを知っているから、コントロールもうまくやるし、タイミング良くプレーする。ただ、自分はまだ弱いって感じて消極的なプレーにしかならない。そんな子には一番の強みを言ってあげて、まずその強みでチームに貢献しなさいとアドバイスします。

子どもたちの発達は一人ひとり異なる。ユース世代の指導者はその子に応じた育成が必要になってくる。

、、、15歳ぐらいまでは、その子を評価すること自体が間違っています。発育段階が早い子、遅い子がいるのに、この子がマルで、この子はペケやとか、それは言えない年代です。だから子どもをまず評価しない。あなたの強みはこれやで、課題はこれあるけれども、今強みでチームに貢献してくれよみたいな、そういう持っていき方がいい。

やっぱり子どもは叱られるより認めてもらいたいんですね。例えば、目の前でコントロールミスして相手にボールを奪われるわけですよ。目の前で見ていると、『おい、しっかり止めろよ』と言ってしまいがちですが、誰も失敗しようとしてプレーしている選手はいないんです。一番本人が『やってしまった』と思っているわけやから、ミスを誇張してやる必要はないでしょう。

大人に認めてもらえることは、子どもにとって大きな成長のきっかけになる。どんどん意欲的になってくる。

子どもの『こんなふうになりたい』とか『これやりたい』とか、そういう思いを精一杯大人がサポートしてやるということが大事なんじゃないでしょうかね。その中でその子の本来の強みが生きてくる。

田中先生は子どもの可能性を信じた指導が根底にある。これまで田中先生のもとで育った多くの選手が後に花を咲かせている。本田選手も原点には田中先生との出会いがあった——。

↓こちらより引用




父曰く、息子は学ぶ姿勢が良く飲み込みが早い。一回見せたら同じこと出来る。言ったことを覚えとる。集中してちゃんとよく見とる。

それで、まだ幼いから闘争心とかは育ってないけど、それも人それぞれ成長速度は違う。
だから、負けてもいい。勝ちより大事な事が、ある。今、勝てなくても、最後に勝つために、今、やっぱり試合するより基礎をした方が良い。

ボールも触れんのに試合して何するの?パスとかシュートとかまだ早い。難しい。とにかくボールを触って止める、蹴る、1対1で扱えるようにならんと。

勝つ?下手同士やって勝って、何の意味がある?

子供のうちは大きい子、早い子、ちょっと成長が早いとそれだけでアドバンテージになる。
みんないずれ追いつく、その時に自分の武器は何だ?こいつの得意な事は?それを伸ばさんと。

と、会社の上司のお土産で頂いた美味しい緑茶を
飲みながら語っていた、、、

それから美味しい緑茶にハマってリピートしている父、、、


『好きな事は?得意なことは?』


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