めましての方へ。


クーバーコーチングの上級生はみんなとても上手で、息子もレベルの違うプレーを毎週目の当たりにして、良い影響を受けとる。


Tくんは息子より頭一つ大きくて、めちゃくちゃ上手いし早い。

息子なんて簡単にスピードとかフィジカルで蹴散らせるのに、一々丁寧にフェイントをかけて抜いてくださる。

ミニゲームで挟まれた局面でも絶対にラフプレーをせず、どんな小さなスペースでもパスを通したりボールキープしたり、とにかく徳の高いありがたいプレースタイル。


もう1人の上手いSくんもそう。Tくんより更に技術が高く、技を連発しながら舞うようにドリブルして、何が上手いって、スペースの作り方がすごい。

ボールキープしながら何度も頭を振って、敵と味方の位置を把握して、ビームのようなパスを出したり、絶妙なスペースに入り込んでパスもらったり、ボールを持ってない時の動きがエグイ。


Tくんは息子の名前を呼んでパス出してくれるので、息子は発奮しとる様子。


ただ、更に更に1番上手いHくんは、負けず嫌いすぎて、少しの負けもヘソを曲げたり、ちょっと当たっただけでうずくまったり泣いたり!

せっかくの技術がもったいなすぎるパーソナリティ。残念すぎる、、、


そこで思った。やっぱり本当にサッカーを通して、技術を磨くんじゃなくて、心を磨かねば!と。




もちろんボールコントロールスキルもフィジカルも上手いに越した事はない。


けど、人間性に裏付けられたモノでなければ、逆にジャマになるんじゃないか。


根っこの部分をまず育てて、その後で実がなるってのが自然の摂理。でも人間は欲深いから、手っ取り早く目に見える成果が欲しい。勝つとか上手いとか、快感を求める。


でもそれじゃ子どもがまともに育たない。


やっぱり地味だけど、あいさつをきちんとするとか、片付けるとか、困ってる子がいたら助けるとか、いつも思いやりを持って自制するとか、そういう事が大事。

エレベーター乗る人がいたら、少し開けて待ってあげるゆとりとか。←昨日閉じられた。笑


そういう、人間性の温かさとかキチンと感を育ててあげたい。


上手いからと人をバカにしたり、調子に乗ったりするのは本末転倒。


超一流は大谷選手みたいに、人間性が爽やかで素晴らしい!


息子にもぜひ、不満よりも感謝、近道よりコツコツ、傲慢より思いやりのある男になれるよう、日々サッカーの技術と同時に、心を磨いて欲しい。


それが本当の強さなんじゃ!


例えるなら戦国時代、お城は立派だけど徳の低い殿様で、領民は民度が低く自分の故郷を愛する気持ちもない国は滅びるし、


逆に貧しくても思いやりあふれる国は、いざという時一致団結して、希望を捨てず踏ん張りがきくんよ。


歴史が教えてくれとる。


という事で、戦国時代なら剣の鍛錬だろうけど、幸い今はボールの鍛錬をすれば良いので、負けても命は取られない。


そのボールの鍛錬、技術よりフィジカルより、

何より大事な心を磨いてもらいたい!

と、母は強く思ったのだった。


 

 

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