昨日の練習でまた苦しかった。

同じ年の始めて間もない子の活躍が、私を苦しめた。苦しみの金曜日。


年上の上手い子と練習できるのは嬉しいのに、同じ年とか年下の上手い子を見ると、胸がモヤモヤしてくる、なんだろうこの気持ち!


どこかで経験したことのある嫌な感情、

この正体は多分、、、そう、、、


認めたくないけどこれは、、、


嫉妬心!!


(T_T)がーん。そうだ、絶対嫉妬だ。


嫉妬心は何も恋愛中とか職場の出来る人にだけ向けられるわけじゃない。


息子のわずか6,7歳の小さなお友達に、私は嫉妬している、、、!!


ぅぅ。恥ずかしい。


けどいつも上手い子を見てモヤモヤしたり、息子の方が上手い!と比べたりしているこの感情の尻尾を掴んで、まあ、良かった。


大学時代に読んだ三木清の本に嫉妬について書いてあったのを思い出して、本棚をがさごそ。


『希望について』『成功について』など書かれているけど、ハタチの私にめちゃくちゃ刺さったのが、『嫉妬について』。

引用↓
『憧れ』と『嫉妬』の源泉は、ともに、対象者の魅力への気づきですが、
『憧れ』は、奪われる恐れが何もなく、むしろ、活力や、夢を与えてくれる、〝 安全な領域 〟から生まれるもの。
『 嫉妬 』は、その逆で、大切な何かを奪われたり、自分の価値観を否定される恐れがあり、不安という、苦痛な感情を与える、〝 危険な領域 〟から生まれるもの。

だからこそ、その不足感はどこからやってきて、何に恐れていて、何があれば、 それを埋められるか、突き詰めて考えることは、

結果的に、自分を知り、深め、『独自性』や『感性』を研き、心の器をひろげ、自分を創りあげる機会になっていくのです。


引用終わり。


つまり、憧れの感情は自分を高みへ連れて行ってくれるけど、嫉妬は相手の足を引っ張ろうとする。


例えばモデルになりたいとして、SHIHOみたいになりたくて自分磨きをする。←これは憧れ。

憧れの気持ちはプラスだから、自分が高まる。


けど一緒にモデルを目指す友人がどんどんキレイになったり、デビューしたりすると、太れ!とか、ミスれ!とか思っちゃう。←これが嫉妬。

嫉妬は他人を自分より下に引き摺り下ろそうとする気持ち。


息子の上手い同級生にも、私は恥ずかしいけど、ゴールはずせ!ボール奪われろ!とか、もっと足が遅くなればいいのに、とか思ってしまう。←悲惨な観戦者。


けど、笑顔を浮かべて応援してるように見せかけて、実は心の中はこんなにドロドロしてる。泣

情けない、、、


こんな自分の弱い、汚い一面を発見できたのも、息子のおかげ。


嫉妬を感じたら、まず、受け入れて、その相手を憧れにしちゃえば良いんだけど、なかなか年下のキャリアの浅い子に憧れるって難しいよね。私はどっちみち見てるしかできないんだけど!案外息子は何も考えずにただ楽しくサッカーしてるだけかも?


そう考えると、私もしばらく自分自身が誰かに憧れたり、自分を高めたいって思ってないなあ。あの純粋なキラキラしたプラスの気持ち、また持ちたいな!







是非!読んでほしい子どものスポーツを応援する親の心得


 

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