ご飯を大盛りにするオバチャンの店は・・・
- ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学/島田 紳助
- ¥735
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「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」
を読みました。
かなりサクッと読めてしまう本ですが
内容は深く納得させられる言葉が多く、
「島田紳助」という人をかなり尊敬してしまいました。
(既に紳助の思う壷・・?)
いくつかメモしておきたい言葉があったので紹介します。
・人に何かを買ってもらうということは
人の心を動かすということ
・常識はずれというのは、世間や業界の常識に反している
ということを意味しているだけであって、
理にかなっていないという意味ではない。
・顧客満足度を上げるために従業員満足度を上げる
・他人のために力を出せる人間は、心に熱いものを持っている。
・人生の喜びは背負う荷物が少ないほど大きいもの。
さらに、紳助が店を出している鮨屋の壁に掛けられている言葉。
・どこへ行きたいかわからぬ者に
進む道などわかるはずはない
・70%の自信が日々勇気をくれ
30%の不安が努力を与えてくれる
・人生プラスマイナスゼロである
しかしマイナスをプラスに変えた人が勝者となる
失敗してしゃがんだ後はジャンプです
そろそろジャンプしますか・・・?
米グーグル、動画やニュースをまとめて検索
CNETJapanより。
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Googleが米国時間5月16日、1箇所に多くのメディアに対応
した検索結果を表示する「ユニバーサル検索」モデルに対応
した新デザインのサイトを披露した。
... ユニバーサル検索を利用すると、ユーザーは画像、動画、
ニュース、ニュースアーカイブ、書籍などを別々のページから
検索せずに済む。例えば、「Steve Jobs」と入力するだけで、
Steve Jobs氏に関するあらゆる情報へのリンクが手に入れられ
るようになる。
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これにより、検索連動型広告はどう変わるのか?
現状でもadsenceにおいて画像や動画でのキーワードターゲット
は可能だが、ほとんど流通していない。
これは恐らく、テキストばかりの検索結果などに画像や
動画広告があると単なるバナー広告にしか見えず、
クリックされなかったからだと推定される。
ということは、自然検索結果がリッチになれば、
広告に見せないために、また検索結果に埋もれさせないために、
必然的に検索連動型広告もリッチになっていくと考えられる。
今後、クリエイティブ製作に対応することができない
広告代理店は淘汰されていくかもしれない。
「感性」のマーケティング
アパレルや雑貨などを扱うネットショップをやっておられる
クライアントさんとお話しているといつも悩んでしまうのは、
いくらWEBサイト上に集客してきても、商品力や見せ方が
良くなければ実際の購入にはなかなか結びつかない、
ということです。
そうして、広告の費用対効果は悪くなり、広告費が削られ、
ますます売れなくなっていく・・・
また、今ある市場規模の中で獲得単価を考えていくと
どうしても頭打ちになってしまう・・・
そんな課題に対する一つの答えが、この本の中には
あったような気がします。
たとえば、
①お客さんのニーズを分析してその解決策を提供する
「ソリューション型」のサービスからお客さんの感性を育成し、
ニーズをこちら側から作り上げていく「マスター型」のサービスを
提供していく。
②お客さんの行動を一つ一つ分解し、ゴールに到達する
までの感性消費行動をデザインする。
③人間的なコミュニケーションを行い、顧客コミュニティーを
育成する。
など、リアル店舗でのマーケティングだけでなく、
人間の消費活動というもの全体において重要なポイントが
把握できた気がします。
「売れる商品がないから売れない」のではなく、
「売りたい商品」をどう興味を持ってもらって、「欲しい!」と
いう気にさせ、実際に「買う」という行動を起こしてもらい、
コミュニティーによってどう優良顧客への育成と新規顧客
の開拓を図るのか。
さっそく"デザイン"してみたいと思います。